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カテゴリ:ドラマ系の感想
『導く者』
内容 藍沢(山下智久)が、救命救急センターに戻ってきて1週間。 開放骨折の患者、宮本望海(古畑星夏)をヘリで搬送する藍沢は、 フェローの横峯(新木優子)らに厳しい苦言を呈してばかりいた。 その厳しすぎる指導方針に、藍沢と白石(新垣結衣)は、ぶつかってばかり。 このままでは、辞めてしまうという白石に、藍沢は。。。 そんな2人に緋山(戸田恵梨香)藤川(浅利陽介)は、呆れかえっていた。 その後、望海の父・勉(平山祐介)がやってきて、騒ぎになる。 娘の妊娠に激昂していたのだ。 一方、藤川は、冴島(比嘉愛未)の妊娠は知ったものの、 自分から話してくれないことに悩んでいた。 つい、白石、緋山に話してしまい、呆れられてしまう。 だが横にいた藍沢は。。。。 そんななか、人体模型で練習をする横峯を見た藍沢は、 横峯をICUへ連れて行く。そして意識の無い患者を練習台だと告げる。 すると横峯は泣き出してしまい。。。。 敬称略 指導係になった主人公は、これはこれで良いと思うし。 主人公たち同士のやりとりも悪くは無い。 新人との関わり自体も、悪くは無い。 既視感はあるけど、不問とする。 藍沢の横峯への言葉が。 黒田(柳葉敏郎さん)が、白石に発した言葉に被っている気がする。 とかね(笑) 最終的に、白石が口にしちゃってるけど。 でも、思った通りってことだ。 脚本家にすれば、してやったり。。。ってところだろう。 ただ、気のせいか。 トラブル解決で魅せているが、イマイチ、人が見えてきていない。 そう。 トラブルを魅せる演出にはなっているが、人で魅せる演出になっていない。 そういうことだ。 こういった作品なので、ある程度は仕方ないことだけど。 そもそも。 このシリーズが、他の医療モノと一線を画していてオモシロ味があるのは、 群像劇であると同時に、人で魅せていることなのだ。 まあね。俳優の力量の部分もあるんだけど。 あ。。。まだまだ、フェロー役の皆さんは、キャリア的にってのもあるってこと。 そこは、仕方ないから、苦言を呈するつもりは、全くない。 もちろん、魅せていないわけでは無い。 が、少し薄くなってしまっていると言うことだ。 例えば、今回なんて、横峯だけで押しても良かったのに。 気がつくと。。。。藍沢まで。。。。(笑) 時間延長をしていることだし、“大人の事情”は、ともかく。 出来ない人が出来るようになって成長するのは、ドラマチックで面白く感じるが。 出来る人が出来るってのは。。。当たり前のことなんだよね(苦笑) たしかに、《1》《2》においても、藍沢は凄かったし。 そこで魅せている部分もあったが、 それでも、ほかのメンバーとの比較があるから、 その凄さが、面白味に転換できていたのだ。 が。。。今回は違う。新人と比べてもなぁ。。。ってこと。 今後も同じようなコトがあるかもしれませんが。 藍沢には藍沢の役割が有るんじゃ無いのかな? 白石に役割が有るように。 そこを、どう突破するか?が、《3》の評価に繋がるでしょうね。 いまのままじゃ、 よくある、スゴ腕ドクターの奮闘でしか無いですから(笑) 悪くないのに、微妙に物足りない感じ。 やっぱり、“大人の事情”かな。。。。 これ、究極の選択だけど。 黒田のように、 よっぽどの場合以外、藍沢を活躍させない。。。。という選択肢があるんじゃ無いのかな?? 昔なら演出でクドくしなきゃ苦しかったかもしれませんが。 今の山下智久さんの存在感なら、十分出来ると思います。 見せ場が少なくても、一番目立つ。。。という風に。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/3e02f8c37cc5767bfdc158570ee02811 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月24日 22時59分21秒
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