レベル999のマニアな講義

「消された目撃証言」
『葬られた目撃証言!母を裏切った女性記者への復讐』
内容
母・恭子（裕木奈江）が命を絶った事件の真犯人を捜すため、
慶介（亀梨和也）は、事件のあった雑居ビルに存在した法律事務所に目をつける。
当時、怪しい男の目撃証言から、事務所の長男・小笠原祥太に。
しかし２人の妹が、アリバイを証言していたのだった。
その証言に違和感を抱いた慶介は、雪子（栗山千明）若葉（橋本環奈）に接近。

そんななか、慶介が運営するメディア被害の通報サイトに、
“ザ・プレミアワイド”に関する情報が書き込まれる。
アパートの大家・河合千尋の殺害事件。
夫・史郎（田中幸太朗）によると、立ち退き交渉中で、
住人の住吉浩平（高橋努）とトラブルがあったというのだ。
しかし、警察が逮捕に動き出す直前に、住吉は逃亡したという。
番組のディレクター真崎久美子（水野美紀）が、
警察の取材自粛要請を無視して、取材を行い、逃亡を許したと言うことだった。
話を聞いた慶介は、次のターゲットを真崎に決める。

そして、真崎のもとに、逃亡中の住吉から電話があり。。。

敬称略


演出は、三宅喜重さん



こういう作品は、ワンパターンなので。

話の内容自体は、どうだって良いのだ。

正直、結末だけを見れば、十分なのである。

知りたいのは、そこだけだしね。



ま、そこは、いいや。

ちょっと、気になったことを２点。

ひとつは、前回、井出にプレッシャーをかけたはずなのに、

なぜ、井出は、同じことを繰り返している？

ついでにいえば、なぜ、主人公は井出を利用しないのだ？

もちろん、最終的には利用するんだろうけど。

そこはいいや、

見ていると。。。。

映像で、悪いことをするだろうと言うことを確認しているのに。

結果的に、主人公は、野放しにして、犯行を誘導しているように見えるのだ。

それは、“復讐モノ”として、明らかに違和感のある展開だ。


で、２つ目。これが、意外と重要。

主人公には、協力してくれる幼なじみ大地がいるわけだ。

もっと、２人でやっている感じを見せなきゃ、ドラマとして中途半端じゃ？

個人的には、“大人の事情”絡みなので、

強引に盛りこむことには、猛反対であるが。

すでに、カメラを設置してしまった時点で、役割が薄いんだよね。

もうちょっと、上手く出来ないのかな？

ちなみに、これに関しては、もうひとつ引っかかっているのは、

１２年前のことだ。回想で、もうちょっと大地を混ぜれば良いのに。。。


気のせいか。。。いや、想像以上に、

第２話になって、失速している印象ですね。

展開や、見せ方などは間違っているとは思わないのですが、

今作は。。。サスペンスを混ぜながらの“復讐モノ”だよね？

もっと、復讐している感じを強調しないと、中途半端になりそうである。


最後に。

前回と今回。。。いや、きっと次回もだろうけど。

ひとまとめに出来たんじゃ？

同じようなシーンや、回想ばかりだし（苦笑）

実際、連携して番組を生みだしいるんだから。

バラバラにするなら、利用しないと意味は無い。

会議部分なんて、井出は抑えて、百々瀬を前に出すだけだよね？

ってか、雪子の仕事が仕事なんだから、

なぜ真崎をニアミスさせない？


そういうところも、今作は、今のところ、中途半端だよね。

これだけの登場人物がいるのに。


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