『産科危機』
内容
真知子(マイコ)が、無事に女の子を出産した。
喜ぶ夫・陽介(葉山奨之)。
だが、由比(瀬徳岡)は、真知子の異変に気づき、
実江(原田美枝子)紗也子(水川あさみ)らと処置を始めるが。好転せず。
由比は、大学病院への搬送を決断する。
そんな状態の中、アオイ(清原果耶)は、ただ見送るしか無かった。
それから少しして、実江は、大学病院からの連絡を受ける。
そのころ、大学病院で、陽介は、
由比と担当医の和田塚(淵上泰史)から状況の説明を受けるが。。。。
数日後、陽介が、弁護士とともに由比のもとに現れる。
説明に納得出来ないと、刑事告訴を検討していると言うことだった。
その直後から、由比産婦人科からは、入院患者が次々と退院。
人がやって来なくなってしまう。
そんななか、実江を中心に看護婦達が集まり、
真知子の状態のカンファレンスが行われるが。。。
一方、大学病院では、由比も出席し、
教授の岩坂(堀内正美)を前に、和田塚が状況の説明を行っていた。
どうしても避けられなかった可能性が高いと。
敬称略
脚本は、安達奈緒子さん
演出は、柴田岳志さん
いきなり、重すぎるよ。。。
ただ、そのあとは、産婦人科のことを描きながら。
当然、今回の案件についても、丁寧に描写していく。
秀逸だったのは、
主人公にも役割を与えつつも、当事者のひとりとして描写。
ナレーションに特化しながら、
多くの事を複合的に、描ききったことだ。
普通なら、主人公を“芯”に据えようとし過ぎて、
あざとさを感じさせるほど、前に出しすぎて、
物語を崩壊させがち。。。。なんだけどね。
言ってしまうと、前回のパターンだ。
だが、今作は、
“物語”を描き、それを見せて、それで魅せることを徹底した。
かなり思い切ったね。
だからこその、感動的なヒューマンドラマに仕上がったと思います。
。。。。これは、凄いね。ほんと。
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最終更新日
2018年08月10日 22時46分56秒
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