『血塗られたジュリエット』
内容
ひかり(渡辺麻友)は、劇団の看板女優・花田舞子(紺野まひる)の
変死体を発見する。警察は、状況から事故死としたが。。。
そんななか、ひかりに、剛田仁志(木村祐一)という刑事が接触してくる。
真実を知りたいと。
一方、ひかりのことを心配する和也(堀井新太)
その和也の前に、國彦(桐山漣)が現れる。
そして劇団を主宰する天竺要(吹越満)が、公演の続行を発表し、
舞子の代役のジュリエット役に、ひかりを指名する。
敬称略
脚本は、佐藤奈央さん
演出は、金子与志一さん
ミステリーというか、サスペンスというか、
その部分だけを中心に描けば良いのに。
主人公自身が、そこから外れたことばかりを行っていて。
ハッキリ言えば、物語に関わっているとは言えない状態。
そらね、タイトルがタイトルだから。
主人公の状況の変化などを描くことが、メインだろうから。
もっとも気になる部分は、サブなのも分かっている。
が。
ヒューマンドラマなのか?サスペンスなのか?
で言えば。
前者は、よっぽど上手く描かないと、惹き込まれないのだ。
それこそ、後者のサスペンス部分を、全削除しても良いくらいだ。
ただ、今作は、両方。。。。。両立して描こうとしている。
そう。構成も理解しているんだけどね。
問題なのは。
どうしても、後者の謎解きに惹かれてしまうということなのである(笑)
いっそのこと
途中にあった、“殺人犯の家族”っていうのを、
もっと、センセーショナルなほどに、強調すれば良いんじゃないのかな?
きっと、関係があるだろうけど。。
舞台、演劇の部分は、それなりに無視してでも。
じゃなきゃ。
結局、全く違う印象のドラマを、
切り刻んで繋げているだけの印象から、脱却出来ないと思いますよ。
ま、整理整頓してくれるだけで、違うんだけど。。。。
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最終更新日
2018年08月12日 11時27分05秒
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