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カテゴリ:ドラマ系の感想
「元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」
内容 その日、折壁嵩男(唐沢寿明)は、一本の注射器を手に、ある男の腕に。。。。 ある雨の夜。横倉義實(橋爪功)の呼び出しを受ける折壁。 「仕事だ」 待ち合わせの場所に現れる依頼人を、近くの車から折壁と横倉は見ていた。 「あれが依頼人か?子供じゃ無いか」 「でも、依頼人だ」 依頼人が車に乗り込んだのを確認し、折壁は電話を入れる。 依頼人は、浦野美鈴(桜田ひより) 依頼は。。。。弟・隼人が、母・智佳子(鈴木杏樹)の再婚相手で、 法医学者・浦野玲哉(岡田浩暉)に殺されたという。 1年前の、ある夜。母と自分が家を離れた隙に、溺死に見せかけ殺したと。 「アイツを半殺しにして下さい」 本来なら、払えるような金額では無かったが、横倉によると すでに着手金が支払われているというコトだった。 何か妙な印象を受けつつも、早速、浦野を調査する折壁。 検視を行う浦野の姿や、警察との関係などを確認し。 警察や解剖を行ったのが浦野の同僚であることなどから、 折壁は疑惑を深めるのだった。殺人を行うことは可能だと。 その後、美容師の母・智佳子にも接触し、確認する折壁。 そんなとき、美鈴を尾行していた折壁は、男と接触するのを確認する。 別の誰かから依頼された可能性も考えられ、美鈴に電話で確認をとるが、 自分が依頼したモノだということだった。 そこで折壁は、5日後に決行することを美鈴に伝える。 そして5日後。折壁は浦野を依頼どおり、半殺しにする。 直後、美鈴に連絡を入れる折壁。 しばらくすると。半殺しにされた浦野のもとに、男が現れる。 美鈴に接触していた男・沓掛恭治(温水洋一)だった。 ロープをとりだした沓掛は、浦野を手にかけようとするが、出来なかった。 すると壁の影に隠れていた折壁が、声をかける。 「あんた、美鈴と隼人の父親だな?」 振り返るなと注意をすると、沓掛は殺して欲しいと依頼してくる。 自分には出来ないと。 すでに金をもらっていることを伝えたところ、 金は沓掛が払ったモノでは無いと分かる。 折壁は、沓掛に去るように告げ。。。。そして。。。。 仕事を完了させた折壁は、弟の墓前に手をあわせている美鈴の尾行を開始。 やがて、“にじのわ園”という児童養護施設に辿り着く。 美鈴は、園長の花井環(伊藤蘭)から、金を借りたようだった。 施設では元恋人の梶睦子(木村多江)が医師として働き。 施設を頼ってくる子供たちの面倒を見ていた。 思わぬ再会に困惑する折壁。 数日後、横倉に呼び出される折壁。「仕事だ」 仕事は2つあるという。 依頼人は、相馬鞠子(渡辺舞) 母・下山瑞江が、糖尿病の製薬会社の新薬の治験を受け、死んだという。。 担当医の加茂信介(羽場裕一)の態度や、 直後、クリニックを開業していることから、製薬会社から金がもたらされたと。 もう一人の依頼人は成澤健吉 しかし大病を患い入院。代わりに横倉が代理人となると言う事だった。 妊娠していた妻・蔦子が、担当医の近田好雄(長谷川朝晴)から 不要な陣痛促進剤を投与され母子ともに亡くなったと。 医療ミスで、訴えたが、敗訴。控訴しても敗訴となったと。 カルテを確認した折壁は、なんらかの医療ミスの可能性を疑う。 裏付け調査を行った横倉の話では、すでに11人亡くなっているという。 話を聞き終えた折壁は、2つをいっぺんに片付けると横倉に伝える。 そして折壁は、近田を。。。。。 近田が加茂から毒物を処方されていたと、騒ぎになっていく。 逃亡する加茂を、横倉の情報を基に折壁は加茂を確認。そして。。。 その直後、折壁の前に睦子が現れ、“仕事”を目撃されてしまう。 が、警察の発表では、病死。 すると睦子が、折壁、横倉に接触してくる。“取り引き”だと。 衆議院議員の野添智弘(窪塚俊介)を殺して欲しいという。。。 敬称略 原作は未読。 脚本は、泉澤陽子さん 監督は、木村ひさしさん 元優秀な外科医の男が、法で裁けない悪人を、その知識を使い、 証拠を残さずに。。。。。 なんだか、医師限定に近いのは、引っ掛かりを覚えますが。 今回に関しては、テーマがテーマなので、仕方ないかな。 とはいえ、 基本的に、この手の勧善懲悪モノの“ルール”は守っているし。 ドラマとして、それほど悪くは無い。 ただ、出来れば、 あまり話を広げすぎず、1つか2つに絞った方が良かったかな。 スペシャルドラマだといっても、ただの“2サス”だし。 一応、重ねてはいるんだけど。 盛りこんでいる案件が多すぎて、 微妙に散漫な印象もありますからね。 まあ、面白かったのでokかな。 出来れば。。。連ドラで見たいかな。。。この局。。。得意だろうし。。。(笑) それにしても。 気のせいか。。。。唐沢寿明さん、木村多江さんより、伊藤蘭さんのほうが、 カッコ良く見えるんだけど(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月24日 23時06分36秒
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