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カテゴリ:ドラマ系の感想
『助六』
内容 昭和11年。七代目有楽亭八雲(平田満)のもとにやってきた2人の少年。 それが、後の八代目八雲(岡田将生)と助六(山崎育三郎)だった。 もともと踊りの家元の息子だけを内弟子にするつもりだったが、 色々考えた末、七代目は、“八代目になる”という身寄りの無い少年も内弟子に。 昭和16年。2人の少年は前座になり、 七代目から、後の八代目は菊比古。後の助六は初太郎と名を与えられる。 初高座から、ふたりは違っていた。 緊張のあまり菊比古の落語は、誰も笑わず。 しかし、初太郎の初高座は、自由奔放で、客を笑わせたのだ。 その初高座は、八代目の記憶に終生残るモノだった。 なんとか初太郎のように、色気のある落語を。。と思い始めた菊比古は、 あることをきっかけに、お千代(石橋菜津美)という女性とつきあい始める。 やがて、初太郎も心地良さを感じるまでに、菊比古の落語は変化したが。 折しもの戦争で、いくつかの演目が、禁じられることに。 艶話が出来なくなり、全てを失った思いになる菊比古。 だが多くの落語家が徴兵や疎開でいなくなり、落語を演じる場が無くなっていく。 そんななか、七代目が満州に慰問へ行く事になる。 慰問なら落語が出来ると。初太郎を連れて行くと言われ、菊比古は動揺する。 が、七代目の思いを聞き、菊比古は納得するしかなかった。 また一緒に。。。という初太郎と約束する菊比古。 その後、菊比古は、疎開し。。。。昭和20年、終戦。 敬称略 脚本は、羽原大介さん 演出は、タナダユキさん 基本的に、こういう作品だと分かっているから、良いんだけど。 もうちょっと、劇的な方が、良いかな。 なんていうか。。。原作は分かるけど、そこは、ドラマらしくである。 岡田将生さん、山崎育三郎さんのやりとりなんて、 演出以上のモノがあるのは、間違いなくアドリブも兼ねた、 2人の演技だろう。 でも、生き生きとしている。 だからこそ、メリハリが欲しいなぁ。。。っていう感じなのだ。 面白いからこそ。。。だ。 正直、モッタイナイと感じています。 もっと、出来ると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月19日 22時45分48秒
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