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カテゴリ:ドラマ系の感想
時間がなかったので、視聴が延び延びになっていたが。ようやく。
言わずと知れた。。。“シャーロック・ホームズ”モノである。 2人を女性にするという着眼点や、現代にするという部分は、良いと思います。 細かい部分まで、かなり頑張っているし、知恵を絞っている。 それは、伝わってきます。 実際、初回は。。。紹介部分があるので仕方ないとして。 前半は、“探偵モノ”としては、雑な部分はあるのですが。 まあ。。。見ることが出来ないわけでは無い。 後半は、演出が変わったこともあって、雑な部分を上手く穴埋めしている感じ。 終わりよければすべてよし。。。ってところだろうか。 評判が悪くなかったことも理解出来ます。 ただ、個人的には、初回と第4話を除けば、 ネタがあまりにベタすぎて。。。正直。。。イマイチ。 実際問題、毒物ネタ、ウイルスネタ、そしてラストエピソードは、 基本構造は全く同じだしね。大量破壊兵器を変えているだけ。 それどころか、初回と第4話以外は、 ベタな“2サス”や、“刑事モノ”でもあるようなネタだ。 そう。“シャーロック”である意味さえ無いのだ。 頭が痛いのは、“縦軸”で盛りこんだネタ。 最終的な目的も含めて、一貫性がイマイチで。 ほぼ同種の“シャーロック・ホームズ”ネタのドラマである 織田裕二さんの部分の《IQ246》の方が、 圧倒的に“シャーロック・ホームズ”モノのドラマであるし。 作品をシッカリ読み込み、敬意を払っているのが分かります。 まあね。 そもそも“シャーロック・ホームズ”ネタは、映像化は難しく。 よっぽど上手くやらないと。 今作のような“2サス”に近くなっちゃうんだけどね(笑) それでも、知恵を絞って上手くやった作品だと思いますよ。 正直。これならば。。。同局。。日テレのドラマよりも、 よっぽど、良く出来ている(苦笑) いっそ、 権利関係を調整して、そのまま地上波で流せば? “シャーロック・ホームズ”だと思わなければ、 十分に、視聴に耐えますよ。 最後に。どうしても。 知恵を絞るのは良いんだけど。 重要なのは《知識》ではなく《知恵》《洞察力》などだと思いますよ。 情報を盛りこむことで、凄さを出すという“手”も分かりますが。 最近じゃ、その程度はスマホ1つあれば、手に入るわけで。 そういう意味じゃ、《知識》《情報》を前に出すのは、得策ではないです。 だからこそ、難しいのである。 本来、いわゆる“犯罪コンサルタント”なんてのも、 上手く考え出された“設定”なのは、言うまでも無く。 事件性を大きくすれば、良いってモンじゃない。。。ってこと。 だから、今作の縦軸は、上手くやっているようで、出来ていないのだ。 オシイ線なんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月01日 22時12分47秒
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