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カテゴリ:ドラマ系の感想
『ブラックアウト』
内容 その日、右京(水谷豊)亘(反町隆史)は親睦ゴルフコンペに駆り出されていた。 付き合わされていた青木(浅利陽介)は不満げだったが。 衣笠副総監(杉本哲太)内村刑事部長(片桐竜次)中園参事官(小野了)たち、 警視庁の幹部だけで無く、蓮見警備保障で社長を務める 元警察庁刑事局長の蓮見恭一郎(長谷川初範)や、 その息子で組対三課係長の蓮見誠司(浅香航大)の姿もあった。 無事にコンペは終了。 参加者が帰路につく中、地下駐車場で爆発音が鳴り響く。爆発で出入り口が封鎖。 蓮見社長、秘書の雨宮紗耶香(瀧本美織)を送っていた右京、内村も含め、 真鍋克彦(川口力哉)来島篤郎(棚橋ナッツ)宇津井亜紀(桜木梨奈)、 宇津井将史(瀬口寛之)奥村悟(河相我聞) ら10人あまりが駐車場に閉じ込められてしまう。 右京は、もうひとりいたことを思い出す。 次の瞬間、溝口正吾(螢雪次朗)が銃を持ち現れる。 関東儀陽会。。。だという。溝口は、自分の命令を聞かなかった奥村を射殺。 一方、起爆装置などを見つけた亘、中園、誠司たちは、 爆発が事故では無いと気付く。 捜査一課の伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)や、 組対五課の角田(山西惇)課長たちも駆けつける。 やがて警視庁の溝口からのメールが届く。 会長の富樫茂雄(樋浦勉)らの釈放の要求だった。 だが、その声明文に、ある疑問を抱く亘。 爆発の正確さなど、内通者がいるのでは?と。 そのころ、右京は、出入り口の崩落。停電。そして劇物の存在から、 5年前のトンネル崩落事故を思い出していた。 同じ頃、誠司と、蓮見警備保障の佐分利俊明(迫田孝也)常務の話を 耳に挟んだ青木は、あるコトを亘たちに報告する。 5年前の事故に蓮見もいたと。 そして、新聞記事を確認した亘は、ある事実に気付く。 閉じ込められている人たちが、5年前の事故の被害者でもあることに。 敬称略 脚本は、神森万里江さん 監督は、橋本一さん 先ず初めに、あえて、いくつか問題点を。 ひとつは、キャスティング。 正直、それだけで、展開が見えてしまった。 そして、もうひとつ。。。これが、意外と問題。 今から4ヶ月ほど前の2019年9月5日に、 《科捜研の女》において、戸田山雅司さん、田崎竜太さんにより、 酷似したエピソードが放送されたことだ。 《相棒》と《科捜研の女》は、視聴者層が被っている部分があるため。 後半に入る前。。。一応、捻ってはいるけど。既視感が邪魔を。。。 ま、そういうことである。 ただ、これは、あくまでもドラマ視聴者と今作視聴者層に関する問題。 が、もっと大きな問題があるとすれば。 今期。。。《相棒》において、 人質が。。。っていうことを、何度もやってしまっていることだ。 これがね。もっとも致命的問題でしょうね(笑) 話を広げようとしたりすれば、 似通ったエピソードになるのも、分かるんだけどね。 なにせ、“18シーズン目”だしね。 それでも、もっと工夫が出来たんじゃ?と思っています。 ってか。。。。。OBだとか、、、警備会社だとか。。。。だとか。 ほんと、ワンパターンにも、ホドがあるぞ。 捻れば捻るほど、そういう部分にハマり込んでしまうことを、 もっと、理解した方が良いです。 たとえ、“SP”であったとしても、捻りが無く、シンプルな方が、 "ドラマ"を描くことで、既視感を払拭出来るだろうに。 今回だって、爆発事件も、人質事件も、必要無いよね? 警察OBが脅迫を受けている。。。だけで、必要十分。 そう。後半の1時間だけで成立するエピソードだ。 もちろん、それでもワンパターンだろうけど。 いくつもの既視感あるエピソードを混ぜるより、 よっぽど良かったと思いますよ。 そこに、衣笠や、内村を絡ませて、特命係に圧力をかけるだけで、 それなりに成立するし。 きっと、セリフを盛り込みたかったんだろうが。 物語を重ねていても、捻りが多いため、意味をなさないほど、物語が薄っぺら。 結果、セリフも宙ぶらりん。 一つに、絞れば、こんなコトにならなかっただろうに。 いつもの、一時間ものの方が、おもしろかったです。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5667.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月01日 23時47分09秒
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