レベル999のマニアな講義

内容
横浜みなと総合病院に勤める腫瘍内科医の恩田心（松下奈緒）
その日、高坂民代（高畑淳子）に再発を告知した。
だが民代は、明るく振る舞い、帰っていくのだった。
直後、化学療法室から連絡を受け、駆けつけると、見慣れない男性が倒れていた。
処置をした心は、何か引っ掛かりを覚え、
担当の消化器外科の美川（阿南健治）部長に生検を申し入れたが、
院長案件で転院した患者なので、余計なことをするなと言われてしまう。
仕事を終え、入院する夫・匠（中村俊介）を見舞った後、帰宅。
息子・蓮（桑名愛斗）に今日の出来事を聞く心。

数日後、先日の患者・殿山俊樹（石田明）が気になり、
内緒で生検してもらおうとするが、すでに終わっていた。
そのことで、カンファレンスの場で、美川から身に覚えの無い生検で叱られる心。
が、そこにやってきた新しい消化器外科医の梶山薫（木村佳乃）が、
自分が検査したことを美川に伝える。
生検により、現在の治療方針が間違っていたこと分かったと。
治療する薬の効果が薄いことが気になっていた心は、ひと安心する。

そんななか、心が通っていた集まりで、女性が倒れる。
一緒にいた薫と処置をし、病院へと搬送。
担当した医師（原田佳奈）の処置で一命を取り留め、生まれた子も無事。
医師の話であることに気づき、
心は、担当している原因不明のがんの患者・村井恵子（石野真子）が、
ある可能性に気づき。。。

敬称略



脚本は、倉光泰子さん

演出は、高野舞さん


腫瘍内科医が主人公のヒューマンドラマ。。。ってことのようだ。


初回なので、いろいろと盛りこみすぎたのは、気になるが。

そこは、初回なので、仕方ないだろう。

ま、

そのせいか、今回のエピソードは、詰め込み過ぎの印象になっているけどね。



そこはともかく。

エピソード自体は、かなりシリアスで。

まさに、ヒューマンドラマっていう感じだね。

いや、それどころか、

こういう感じの“路線”こそが、“木曜劇場”だと思いますよ。

最近は、かつての“月９”かと思うような作品が多かったので、

“木曜劇場”として、ほんとにどうなのか？と思っていたので。

やはり、ある程度の住み分けはしてほしいもの。

前述のように、初回としても問題点はあるものの。

キャスティングのバランスも、話の流れも悪くないし。

丁寧な描写も、好感が持てる。


よくあるような。。。切った張ったで奇跡。。。ってパターンではありませんが。

こういう作品もアリでしょう。

“物語”で魅せようとしているのも、評価出来るポイントでしょうしね。

同種の作品との差別化という意味でも、良いことだと思います。


あとは、慣れれば。。。。ってところかな。

雰囲気が雰囲気なのでハードルが高いけどね（笑）


最後に。

きっと、そういうコトだろうとは思ったが。

これは、必要ネタなのかな？


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