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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺しのピンヒール』
内容 出版社の編集者・山岸克平(木本武宏)に連れられ、 俊助(志尊淳)は、ある仮装パーティーに参加する。 「ココでネタを仕込んで傑作をかけ」と、俊助を残し、山岸は帰ってしまう。 そんななか、俊助の目の前にピンヒールが落ちてくる。 驚いた俊助は、落とした人を探しに、上のフロアへ。 そこで同じピンヒールの女性を見つけ、声をかけるが、 その女性。。。モデルの白川珠喜(島居香奈)は、すでに絶命していた。 俊助は、容疑者として逮捕され、警察へ連行されてしまう。 翌朝、等々力(田辺誠一)から、俊助逮捕を知る由利(吉川晃司) 警察で俊助に面会し、由利は、事情を聞く。 そして等々力に協力で、遺体を確認し、毒殺されたと知ることに。 所持していた香水に含まれていたと思われた。 その後、等々力と現場を確認した由利は、等々力の話と現場の痕跡から、 モデルの名越優美(村川絵梨)川瀬文乃(阿部純子)が、 被害者と一緒にいたことを確認。 そして痕跡から、もうひとり誰かがいたと分かってくる。 敬称略 脚本は、小林弘利さん、仲井陽さん 演出は、木村弥寿彦さん 今回のネタは、 “バディモノ”なら、定番ネタで。 相棒が捕まった!。。。である。 そういう意味じゃ、目新しさなんて、何も無い。 ただ。。ほんと。。。普通である。 むしろ、俊助という存在が無いために、 由利が目立つ部分が多くなり、わかりやすくなったくらいだ。 それどころか、 俊助がいないため、これまでの2話で感じていた違和感が、消えて、 由利麟太郎の凄さが伝わってきた感じだ。 ホントのことを言えば、 俊助か、等々力か。。。は、それは、どっちでも変わらない。 問題なのは、俊助が一部で文明の利器を使っているシーンがあるにもかかわらず。 それを、捜査や推理で、利用しなかったことなのだ。 今回は、都合良く。。。ではあるが、利用する部分がある。 実際、“今の時代”と“原作”の乖離自体は、仕方ないことだけど。 それでも、本来ならば、 それを、どこかで誤魔化す必要があるわけである。 が、今作は、もの凄くテキトー(笑) きっと、原作の雰囲気を壊さないためにやっているコトなのだろうが。 相棒が文明の利器を持っているのに。。。っていう違和感は、 絶対に消えないのだ。 そう。今回、違和感が消えたのは、 文明の利器を持たぬ等々力が相棒だったこと。 そして由利が、そういう部分の描写が無いことだ。 おかげで、映像的に“今風”であったとしても、 原作を大きく改編せずに、違和感が消えたというわけだ。 なんていうか。今作のような作品にとっては、。。不幸中の幸い? そんな感じだろうか。 逆に、俊助の文明の利器を目立たせなければ、 違和感なんて、全く感じずに楽しめたかも。。。。。 そんなコトが分かった今回である。 最後に。 気のせいか。。。。濃いキャラの由利より。。。本山力さんのほうが、 個人的には、目立っていたような気がする(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月30日 21時53分08秒
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