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2020年09月15日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
曾根村(西郷輝彦)の協力で、源平(遠藤憲一)を追いつめようとしたが、失敗。
問い正す竜一(玉木宏)に、曾根村は条件を付ける。
源平の罪の証拠とひきかえに、。。。。。

そんななか竜一のもとに、冲(落合モトキ)が訪ねてくる。
沖は、“斉藤一成”の罪を口にした上で、
“矢端竜一”が生きていることにまで、言及してくる。
“和田猛”こそ、“矢端竜一”なのではと。
竜一は、沖が自分の周りをかぎまわり、故郷を調べていたと知る。

事情を知った竜二(高橋一生)は、計画があることを告げて、
竜一を思い留めようとするが、話を聞いてくれなかった。
竜二は、源平に、まゆみ(松本まりか)との結婚を伝える。
同時に、晃(細田善彦)に対して。。。。

そのころ源平は、竜二の助力で、室谷国交大臣の協力を取りつけ、
エニイウェイズとの契約が内定。今まで以上に暴走をはじめていた。

再び、沖の脅迫を受ける竜一。
沖が美佐(松本穂香)にまで接近していると知り。。。

敬称略



脚本は、篠崎絵里子さん

演出は、城宝秀則さん



基本的に、面白い話なんだけどね。

難しいことなのだが。

“復讐劇”というコトを、ハッキリ表現できなかったのが、

今作の問題だろうね。


そらね。

普通に“ドラマ”だと考えれば、

トラブルは起きるだけで無く、様々なことに翻弄されたり。

登場人物同士でいろいろあったり。。。と。

普通に、シッカリと描いているのだ。

が。

今作は、初回で煽ってきたように、あくまでも“復讐劇”のハズだ。

そのため、どうしても、そこへの期待感で見てしまう。

なのに、実際は、そう見えない部分が多いのだ。

ダブル主人公のカタチで、物語を紡いでいることも。

そのあたりが、曖昧になってしまった要因だろう。


もう、終わったことだけど。

もし仮に。。。。竜一だけを描いていれば。。。印象は違っただろうし。

逆に、竜二だけを描いていても、印象は違ったと思うのだ。

だって、何かをすることを描き。失敗したら、次。。。と見えるからだ。

ただ今作は、ダブルであるため。

描いているコトが、かなり多い。多すぎるのだ。

復讐劇だけならまだしも、人間関係の描写もたくさん盛りこむし。

画面が変われば、竜一、竜二も変わることが多いし。

こうなると、“今”なにを描いているかが、分からなくなってしまう。

で、その崩壊に拍車を掛けたのが、記者の存在だ。

ネタとしては面白いけど。迷走の原因になっているのは言うまでも無い。


きっとね。

なんでも良いと思うんだけど。

どこか1つで良いから、絞り込んで描くだけで、

全く違ったと思うのだ。

やはり、描くことが多すぎるというのは、良いコトもあれば。。逆に。。。

ひと工夫で、違った印象になるのが、ドラマというモノだ。


あ。。。まるで、“現・朝ドラ”の感想のようだ(笑)


でも。結局、そんな程度のことで、違ってくるモノなのである。


最後に。

個人的な印象なのだが。

これ。。。初回と最終回そして、途中に1話くらいで、良かったんじゃ?

例えば、まゆみがいなくても、成立するし。芙由子がいなくても成立する。

沖も、特に必要ないんだよね。

そのほうが、テンポも良くて、盛り上がったような気がします。


期待しているモノに近づけたり。

そういう印象を受けさせるのってのは、難しいことなのだ。

でもそういう印象を持つように仕向けたんだから、

そう、思わせて欲しいのだ。

ただ、それだけのこと。



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最終更新日  2020年09月15日 22時49分34秒
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