「久しく無明の酒に酔うて本覚の源を知らず」
(性霊集 喜雨の歌)
「無明」とは「明」とは古代インドで学問のことです。
それがない状態、すなわち無智のことです。
無智の状態に慣れてしまうと「本覚」(人がもともと持っている
悟りの智慧)がわからなくなってしまうのです。
何かに熱中してしまうと、本来見えるべきものが
見えなくなってしまいます。
人は物事がうまくいっていないときは、なぜうまくいかないか
考えるものですが、うまくいっている時は、
周りが見えなくなってしまいます。
うまくいっている時ほど、立ち止まって振り返る。
そんな余裕を持ちたいものです。
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最終更新日
2019年05月24日 14時34分52秒
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