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カテゴリ:弘法大師の言葉
心暗きときはすなわち遇うところことごとく禍なり
眼明かなれば途に触れて皆宝なり」」 (精霊集ー招提寺の達嚫の文) 心が沈んでいるときは、起こる出来事はことごとくわざわいに 思えてしまう。眼を開いて物事を見れば、出来事は 宝のように思える。 人は自分の思い通りの出来事が起きた時に成功と思い 思い通りにことが進まなかったときは失敗ととらえる。 思い通りにに進まなかったとしても、それをある人は 絶望と捉え、ある人はチャンスとして捉える。 なぜこんなことが起きるのでしょうか。 私たちは、外部の要因によって行動や考えを左右されがち ですが、実は違います。 私が左右されているのは、外部の要因ではなく、自分の内面 つまり心の中なのです。 物事はただ、起きているだけです。 それを自分が勝手に解釈して喜んだり悲しんだり しているだけなのです。 人間は特に心が沈んでいるときは、見方が狭くなりがちです。 絶望した時こそ、しっかりと心の目を開いて周りを見渡しましょう。 悲観するような事実など全くないのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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