突然の妊娠。あれは、24才の冬。それまで、3年間私は彼と遠距離恋愛をしていました。 といっても車で2時間の距離の所に住んでいたので、週末には 必ずあっていました。 私は、高校を卒業して一度は社会に出ましたが、なんか「つらい」 「家に帰ってからやることがない」「ひまだ」とその生活に不満を 持っていました。 だから、そこを2年で辞め福祉系の学校に入り直し保母の資格を 取りました。 保母の仕事。それは私には天職だったなと今でも思います。 前職に比べても一度も辞めたいと思ったことはなかったし、 子どもと接していると、その生活の中から自分もどんどん 成長していくことがよくわかりました。 だから、このまま60才の定年を迎えるまでこの保母という職業を 全うしたいと思っていました。 しかし、やっと保母の仕事を始めて2年が過ぎようとしていたころ それは突然やってきました。 もともと生理不順はあったので、妊娠に気が付いたのは3ヶ月後半。 働いていた保育園では、その年人事異動が大量にあって、とても 大変な時期でホントはもっとこの保育園で働きたい。 保育園の先輩先生からも、どうするの?と聞かれ、そんなにこの保育園に 残りたいなら彼と別れて自分一人でおなかの子を育てるという選択も あるよ。 と言われとっても心が揺れました。 でも、そんなこと自信がなかったし、それ以上に私が彼の側に行きたかった。 そんなわけで、3年の遠距離恋愛を経て晴れて(?)ゴールインと なりました。 ジャンル別一覧
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