014196 ランダム
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思い出の感触

貴方との初めてのキスを
思い出している

貴方から別れを告げられているという
現実を受け止められずに

今までの貴方からの愛の言葉が
無意味なものに変化していって
体から抜け出そうとしてる

貴方が自由になりたいということを
私に教えている


― 『愛してるよ』 ―

いつも隣に貴方がいてくれた
ずっと隣に貴方がいてくれると思ってた

私は
現実を受け止められずに
きっとこのまま
貴方の抜け殻に
しがみつくのでしょう

そして貴方を抱きしめる度に
愛されてない事を実感してゆくのでしょう

貴方に触れる度に
愛されてない事を実感してゆくのでしょう



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