運命の赤い糸あなたは自分に運命の人がいると思いますか?「運命の赤い糸」 幻想的で魅力的なこの言葉の力。 信じなくては存在したとしても決して見えることはないでしょう。 前世から繋がっていたとか、この人に出会うために自分は生まれてきたのだとか そこまで想えればそれはとても素敵なことだけれども、そんなに大層なものではないかもしれない。 「この人だ」 そう自分が判断したときに「赤い糸」は発生するのかもしれない。 だからこそ、その人の腕には何本もの途中でちぎり取られた「赤い糸」がぶら下がっているのかもしれない。 そして、一本だけどうしようにも切れない糸。 それが「運命の糸」なんだと思う。 ただの赤い糸も過保護に大事にすればちぎれることはないかもしれない。 しかし、我儘も言えず、相手の顔色ばかり伺うような恋愛は 運命の恋なんて思えない。 運命の糸に遭遇したとき、それまでの「赤い糸」までもがその糸にからみつき その糸はますます強さを増してゆく。 悲しい想い、切ない想い、誰かを愛した想い ― 運命の糸なら決して切れることはない。 全てを含み全てを包み込んで、安らいでゆく それが運命の赤い糸なのだと信じている |