お葬式~お葬式~Junを産んでから3日後、Junのお葬式が開かれた。 セッティングも全て自分達でやり、お葬式会場も自分達で選ぶことが出来た。 お葬式の費用はドネーションと言うことで幼児が亡くなった場合はお葬式の会社が負担してくれるらしい。 幼児を持つ夫婦はまだ若いということであまりお金がないのでお金は一切取らないそう。 お葬式の日、ダーリンの親戚、ダーリンの義姉家族、そして私の前の街でお世話になっていたカナダにいる血の繋がらない母親と私が思っているキャシーが車で3時間かけて駆けつけてくれた。 Junはたくさんの人に抱かれ、たくさんの人にさよならを言われ、私達の手により火葬の機械へと入れた。 これはオプションで普通は火葬されるところまで来る人はほとんどいないそうだが、ダーリンも拒否する中私はどうしても最後までJunを見届けたかった。 最後まで親としての責任を果たしたかった私はダーリンは来なくていいから私一人でもどうしても火葬場まで行きたいと言ったらダーリンに 『とめこ一人で行かせるわけにはいかないから一緒に行く』 と言われ、一緒に最後までJunを見送った。 何人の人が自分の子供が火葬場の炎の中にに入って行くところを見るだろう。 どんな気持ちだったかきっと想像もつかないと思う。 でも最後まで一緒にいられて本当に良かった。 あの時、もしJunを最後まで見送らなかったら絶対後悔していたと思う。 つづく ジャンル別一覧
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