徐奈美さん講演会
図書館からお知らせをいただいて、東京都多摩地域公立図書館大会に参加する。「ブックトークから広がる子どもの読書」のタイトルで、徐奈美さんの講演があるのだ。徐さんは関東学院小学校の司書教諭で、著書はもちろんこれ『今日からはじめるブックトーク -小学校での学年別実践集-』。今日からはじめるブックトーク [価格:1,680円(税込) 徐奈美 著 少年写真新聞社 シリーズ学校図書館 2010年 どう取り組むかはもちろんのこと、担任の先生との連携についてしっかり書かれている。先生にどうアピールするかはほんとに大事。徐さんは私立のしかも読書に力を入れている学校の司書教諭なので、他の先生と立場はほぼ対等、という立ち位置ではあるけれど、公立の読書にさほど力を入れていない学校の司書(身分はたいてい事務員なので、職員会議への参加資格は無い)だって、参考になるアピールの仕方がいろいろ載っている。ボランティアだってもちろん読み応えのある本。 講演自体はこの本をしっかり読んでいれば書いてあることがメインではあるが、実演を見せていただけたのがありがたかった。メリハリのつけ方がさすがプロ。あれもこれもとつい欲張りすぎてしまう私は大いに反省。 講演後、徐さんと顔見知りの司書さんが「ご紹介しますよ」と楽屋へつれていってくれた。心の準備がまるでできていなかったので、徐さんには失礼だったと後から冷や汗しきり。手に持っていた『本よみキッズの事件簿 子どもと本と、ときどき大人』という徐さんの以前の著作(共著)の担当編集者が後輩だったので、彼の話からその本、さらに名刺をお渡しして調べ学習の事まで段取り悪くごたごたお話してしまった。本よみキッズの事件簿 [ 子ども発見ライブラリー ]価格:1,890円(税込) 福家珠美・橋之口哲徳・徐奈美・長谷部香苗 著 太郎次郎社エディタス 子ども発見ライブラリー 2007年人気ブログランキングへ