マイホーム建築支援マイホーム建築支援 ■当事務所の立場・役割と料金 〇建築工事を受注しない立場で、住宅建築を支援しています。 中立ではなく 会員側に ぴったり付いて、支援作業を行なっています。 当事務所が建築受注をしないことで、消費者側の立ち位置を維持しています。 特定業者と特別な関係(しがらみ)を持たないのも、同じ理由です。 〇生活設計から マイホーム建築 請負契約まで、支援します。 人生最大の買い物です。 具体的に動き出す前にまず、「生活設計」の作業を行ないます。 生涯安心の計画を立てれば、おのずと予算が決まります。 住宅会社の選択を、不安なくお得にできるような場作りをします。 複数の業者によるプレゼンテーションで、各業者の特徴や価格が すべて判明し、適正価格を判断することもできます。 競争による市場原理が働くのでコストダウンが可能になります。 とどこおりなく建築業者を選択し、請負契約が終了するまでを 見届けます。 〇建築支援の料金負担は 無い。 顧問会員の「実行支援」には、「マイホーム建築支援」もあり、 新たな料金負担はありません。 ■マイホーム建築支援の作業手順 1 家計の現状診断・問題点把握 詳しいヒアリングから入り、生涯のキャッシュフロー表を作成して、 現状診断を行います。貯蓄・生命保険・負債等々、問題点を把握。 2 ライフプランニング(生活設計) マイホーム取得計画を乗せて、具体的な一生涯の計画を作ります。 住宅建築の予算、住宅ローンの規模、・・等々が見えてきます。 3 資金・ローンの目安を立てる 親や身内からの援助と税負担、住宅ローンの種類・借入期間・借入額・ 融資機関・繰り上げ返済・・等々、最良の選択ができる目安を。 4 土地探し・売買契約 法律・インフラ・その他・・素人では気付かない事柄までチェック しながら、いっしょに土地探しをします。 分からない手続き等をリードしつつ、契約から引渡しまで立会います。 ここでは、不動産売買の仲介手数料を頂きます。 ( どうせ不動産屋さんに払う料金ならウチに ということです ) 6 住宅プラン作成・資金計画作成・工事日程作成 いっしょに住宅の間取りプランの打合せを、繰り返し行ないます。 その結果できあがるモノが、複数の住宅会社に提案競争してもらう 基本資料、4プランと仕上げ表です。 ( 平面・立面・什器・外構・仕様表 ) 7 住宅会社・数社で提案競争( 提案コンペ ) 相談者(顧問会員)の予算、マイホームへの思い・考え方に 合いそうな 工務店3~5社に見積りを依頼します。 提案コンペでは 1社45分ずつ提案プレゼンをしてもらいます。 8 業者決定・請負契約 選んで決めためた工務店との請負契約を段取りし、立会います。 当事務所は受注した住宅会社から「建築顧客段取り料」として、 請負工事額の5%をいただきます。( 本人負担は無し ) 基本的に ここまでをマイホーム建築の実行支援としますが、 必要に応じて、着工以降に立会ったりもします。 ■マイホーム建築の概算はこうやる! マイホームが欲しい♪・・と考え始めたけど、 まだ・・まったく何も分からない・・という場合は、 以下のような考え方でザックリと(乱暴だけど) 概算してみましょう。 ●普通は、ザックリ 坪70万円で。 ※業者自らが言う坪単価は、まったく信用してはいけない。 ・含まれない項目が多々ある。 ・面積がでたらめ。 坪単価を売りにしている業者は、同じ条件では一番高い。 ( 過去のプレゼンコンペの結果より ) 〇含めて考えていいもの ・建築工事代( 作付け収納・空調設備等込み ) ・外構工事代( アプローチ・カーポート・フェンス等 ) ・照明器具・カーテン(全開口部) 〇含まないもの ・家具(リビングセット・ダイニングセット・ベッド・机等) ・家電製品(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・オーディオ・パソコン等) 新規に購入する場合は、あらかじめ別途・・予算取りしておく。 (チラシ等で・・素人でも、ある程度の見当が付けられる) 〇マイホームの大きさ(面積)の見当がつかない場合は、 雑誌やチラシやネットで確認する。 ・資料で気に入った間取り・大きさの家の面積を確認する。 〇建築予算をザックリ算出する。 (36坪の家なら・・) 36坪 × 70万円/坪 = 2,520万円 本来は 建築工事ではない「外構工事」込みですが・・。 ●住宅会社をきちんと選んで競わせれば、坪65円も? 〇住宅会社選びの初期段階で、 我が家の価格レベルが決まってしまう。 1 大手ハウスメーカーは対象外にしたい。 直接 建築に係わらない人達の人件費が多額。 宣伝広告費を常にけた違いにかけている。 大型・常設展示場に多額の経費を支出している。 余計な経費分を、建築主が多額に負担する。 2 地元でも 有名な住宅会社は対象外にしたい。 地場の住宅会社でも、以下のような所は 経費が高すぎるので大手同様 対象外にしたい。 常設展示場を保有。営業マンの数が多い。 チラシ・テレビ・ラジオで頻繁に広告。 年間着工棟数が数十棟以上(都道府県単位で)。 3 候補に入れたい 地元工務店。 地場の住宅会社で、以下のような所は 経費が適正レベルなので建築費も適正レベル。 常設の展示場を持たない。 営業マンは少ないか、いない。(社長が営業等) 年間着工棟数は、数棟から十数棟。 (決まった大工チームで責任施工) ただし、地元工務店は 玉石混交。 「この社長に 我が家を任せるのは ちょっと無理!」 なんていう人物も、現実にいます。 できるだけ多くの工務店と面談して、 建築を依頼する候補として信頼できそうなところを 5社前後、発掘していきましょう。 また、地元工務店だからといって、 必ず安いとは限りません。 ( 過去のコンペで 1000万円高い工務店があった ) 建築価格レベルのちがいって、どの程度? 50万円とか100万円とかではありません。 500万円とか1,000万円とかの違い!です。 (当事務所が係わっている普通で現実の事例) 3の住宅会社どうしで数社を競わせるのなら、 坪70万円で計画して、ほぼその通りになる。 場合によっては坪65万円もあり得る。 上記と同じく、36坪の家なら・・ 36坪 × 65万円/坪 = 2,340万円 3の住宅会社の探し方。 展示場も無い、宣伝広告も無い、営業もしない、 だから安いのは分かるけど、どうやって見つけるの? ネットです。 ネットで簡単に見つけられるし、 どんな考え方で、どんな家を建てているか? 詳しい説明を読むことができます。 検討してみたい会社を複数ピックアップしましょう。 この作業だけで、数百万円の節約になります。 生活設計上、大変好ましいことです。 ●諸費用の乱暴な概算のし方。 (登記料・火災保険料・その他) 〇諸費用合計は・・ざっくり200万円! ( 住宅ローン2千万円の場合 ) ・元々かかる諸費用は・・ざっくり50万円。 ・住宅ローン2千万円に係る諸費用・・ざっくり150万円。 ・・という乱暴な概算に基づいて、 融資額に応じて按分する! もちろん利用する金融機関やローン商品によって、 諸費用は細かくちがってくるが、 具体的化する前の概算はこの程度でOK! 建築費や自己資金がある程度具体的になったら、 きちんと資金計画を作成。 ●結局、総額はどうなる? 〇36坪の家。地場の住宅会社に競わせる場合。 自己資金500万円。 ( 家具・電化製品代は、別途自己資金を用意 ) まず、建築費概算は・・? 36坪 × 70万円/坪 = 2,520万円 諸費用を200万円と見れば、予算の総額は・・? 2,520万円 + 200万円 = 2,720万円 自己資金は500万円なので、住宅ローン融資額は・・? 2,720万円 - 500万円 = 2,220万円 2千万円のローン諸費用は150万円だとすれば、 今回のケースのローン諸費用は・・? 150万円 × 2,220万円/2,000万円 = 166.5万円 元々の諸費用50万円を足すと、諸費用総額は・・? 166.5万円 + 50万円 = 216.5万円 200万円とみた諸費用が、216.5万円になりそう・・です。 ●住宅の特徴と価格の関係 〇低価格になる家。 ・総二階 ・表面積が小さい ・凹凸が少ない ・屋根勾配がゆるい 〇高価格になる家。 ・凹凸が多い ・特殊な屋根形状 ・瓦屋根 ・特殊な外壁 ・塗り壁 ・無垢の素材 ・電動の天窓 ・大型バルコニー ・特殊なシステムキッチン ・特殊な空調設備 ・高レベルの住宅性能 ・勾配天井 ・ストーブ ・小屋裏収納&階段 ・2階にも洗面・浴室 ・ウッドデッキ ・ホームシアター ・地下室 ・三階建て ・平屋 希望が多ければ、坪70万円なんてまったく無理! ・・なんていうケースも当然出てきます。 〇どんな暮らしがしたい? どんな家に住みたい? 「どんな家がいい?マイホームに何を期待する?」 ・・と、私が質問をするのは、 その答えによって・・価格の目安をつかむため・・です。 「高価格になる」希望をたくさん持っているケースでは、 建物面積をセーブしたりして調整する必要があります。 |