金融業界人の
営業トークに過ぎない。
自分の頭で考える生活設計。
『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
セカンドライフへの心構え
老後にかかるお金とその準備
※いかにも、業界の営業トークが
展開されそうなテーマ・・です。
2015.7.27 マネーの達人
吉野 裕一という方のお話。
老後にかかるお金
ひと昔前までは、定年退職を迎えると
悠々自適のセカンドライフが送られるという
時代だったのかも分かりません。
※そんなことはない。
人は・・
「だれかの役に立っている。」
「だれかに必要とされている。」
のような・・状況が必要だ。
しかし、
公的な年金は現役世代の負担は増加し、
支給されるときには減額となる様に
調整が進んできています。
また、
現在の退職金は企業が保証するのではなく、
ご自身で運用し、運用に対する結果は
自己責任となってきました。
※運用するかどうかは、
カラスの勝手。
これまで、セカンドライフに必要なお金は
1億円必要と言われていました。
※ほら来た。業界人の営業トーク。
だまされないように・・。
大金が必要だ・・というところから
話がスタートしないと、
お望みのストーリー展開が
できません。
これはそれ程間違っておらず、
生命保険文化センター調べの平成25年度の
生活保障に関する調査で
ゆとりある老後生活費の結果では平均で
35.4万円となっています。
※大きい方の金額を使いたがります。
業界人だから しょうがない・・。
対して、
平成26年の総務省が調べた家計調査報告の
世帯主が60歳以上で2人以上の無職の世帯の
収入は約20.7万円と、
ゆとりある生活を送ろうとすると
約15万円の不足となります。
※勝手に、大金が不足だと言っています。
業界人だから しょうがない・・。
ゆとりある老後生活費で
80歳までの20年間にいくら必要かというと
35.4万円×12か月×20年という計算から
8,496万円となり、
女性の方の寿命がもっと長いことから
1億円というのは遠くない数字だと言えます。
※すごい論理です。
業界人だから しょうがない・・。
しかし先ほど、
60歳以上の世帯収入が約20万円あると
書いたように、勿論、収入もあります。
これが公的年金や私的年金などです。
この不足分を現役世代の時から準備を
していかなくてはいけない金額となります。
今回の数字を見ると15万円×12か月×20年となり、
3,600万円を準備する必要となります。
※もう・・かんべんしてくれ。
業界人だから しょうがない
・・なんて、言っていられない。
公的年金について
ここで今一番の問題となっているのが、
私のような個人事業主などが加入する
国民年金の加入率が低くなっている事です。
公的年金は信用できないという声をよく聞きますが、
公的年金は民間の個人年金よりも
有利な年金の準備が出来ると考えています。
民間にある個人年金は、
企業の利益や諸経費を引いたものが運用に
回されますが、
公的年金は諸経費は控除されれるものの
受け取る時には支払った額に税金を上乗せ
して支払われます。
※もちろん、公的年金には
しっかり加入していた方がいい。
また昨年より
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の
運用先への資産配分が収益性が期待できる
株式の比率を高めた事で、
長期運用においては収益が見込める様に
感じています。
※たまたまタイミングが良かっただけ。
世界同時株高の時に、
株式比率を高めたので好結果に。
このリスキーな資産配分のままに
しておけば、今年大きく儲かったように、
以後・・大きく増えたり減ったり、
大きく減ったり減ったり・・をくり返す。
しかし・・本当にいいのか?
全国民の年金原資を、こんな
リスキーな運用をして・・?
ですので、まず公的年金をベースとして考え
不足分を企業年金や自助努力で準備していく
こととなります。
その上で、現在のような低金利の時に
長期で固定金利を選んで良いのか
しっかりと考えて頂きたいと思っています。
※だまされないように・・。
超低金利の今、
「長期・固定金利商品」はダメだが、
「短期・固定金利商品」は大丈夫。
・・って、何のこと?
たとえば「定期預金(1年)」。
1年ごとに書き換えすればOK。
将来・・市場金利が上昇すれば、
自分の定期預金もいっしょに
上昇していくし、元本保証。
それぞれのご家庭の状況の中で
民間の保険会社の個人年金は、
固定金利に分類されるものが多く、
※いつも言っている通り、
『保険で貯蓄してはいけない。』
保険料として払った額から
企業の利益や諸経費を引いたものが
運用されているため、
実際の利回りは更に低いものとなり、
今後金利が上昇したとしても、
その恩恵は受けられず、
途中解約して利回りの良い商品に
乗り換えたとしても、
解約時には払った保険料より
戻ってくる額は少なくなり、
その時点で損失を受けてしまいます。
投資性商品を敬遠される方は多いですが、
長期で且つ分散をしながら運用する事で、
リスクは軽減していきます。
※間違い・・だ。
「分散」でリスクは軽減されるが、
「長期運用」ではリスクは増大する。
(当たり前・・常識)
目先の運用成果を見るのではなく、
将来のセカンドライフにいくら必要で、
どれくらいの不足分になるのか各ご家庭で把握され、
目標額にあった運用を見つける事が
重要なのではないでしょうか。
※素人がどうやって見つける?
そんなことできるわけがない。
業界人に振り回されないように・・。
ギャンブル(博打)で確実なことは、
『胴元(業界)が確実に儲かる』
・・ということだけだ。
だまされないように・・。
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※今日、提出書類が届きました。
業界にだまされるな、
お金に振り回されるな、
・・っと。
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