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想い出は心の宝石箱に。。。

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2012.09.16
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      店がはねてマンションに戻ると、夜2時に頃を見計らったように、必ず

    電話がなった。客の応対で疲れきった明美の体に、まつわりつくように。

    受話器をとりあげると、何かを伝えるわけでもない、無言のメッセージ。

    そして、一方的に切れる。ツー、ツーという音だけが、不気味に耳に

    残った。


    
    明美はいたたまれずにその週末、仙台空港から大阪に向かっていた。

    大阪にはパトロンの京野がいる。京野は一部上場ゼネコン、京野組の

    社長であった。

    京野組は秋田駅前再開発事業で、マンション建設などはば広く受注し、

    土地買収の代行を第一不動産、神戸に委託していた。

    その関係から、明美も京野と知り合う機会を得、いつしかパトロンを

    神戸から京野へと乗り換えていた。 というよりも、明美に興味をもった

    京野に対して、取引がらみで明美を神戸が、献上したというのが真相で

    あろう。

 


    松林に囲まれた閑静な住宅街に、京野の大邸宅がある。

    冠木門をくぐり抜けると、広大な敷地に飛び石が配置してある。

       綺麗に刈り込んだツツジの喬木の山々に縁取られた、苔むした

    その石を一つ一つ踏み締めながら、明美は母屋へと歩みを進めた。    

 

 

       

 


    母屋から離れたところに、4畳半ほどの草庵風の茶室がある。

    聚楽土の壁、閉めた障子に午後の陽が当たっていた。     

    友禅の着流し姿で、京野は笑顔で明美を迎えた。


    ( ひさしぶりだな。。元気だったか? )

    点前をしながら、京野が尋ねた。
 
    ( それが、京野さん。。 )

    明美は事の一部始終を話したが、京野は驚く様子もなくただ黙って

    聞いていた。



    ( 明美、まずリラックスやな。。)

    京野は明美を膝の上に乗せると、ブラウスのボタンを一つずつゆっくりと

    外した。黒いブラジャーに包まれた豊かな乳房が現れ、京野は乳首を

    口に含むと、ころがすように舐めた。明美はたまらずショーツを脱ぎ捨て、

    京野の固くそそりたったものに指を添え、濡れほそぼった秘部へと

    埋め込んだ。



    明美の性感帯を、京野は総て知りつくしている。快感の渦が明美を

    取り巻き、脳天に走る電流と共に、明美は頂点に一挙に昇りつめ、

    そして喜悦の声を大きく放った。


 
    京野は、そんな明美を膝の上で抱いたまま、

    ( そう言えば、神戸が行方不明らしい。。いまの明美の話と合わせると、

      国頼に殺された可能性もあるな。。 )

    ( えっ~~~。。 )


    ( 神戸もこれまで、やくざな人生を送ってきたから、殺されても自業自得。 ) 


    ( さすれば、次は、明美か俺ということか?! )

    京野はフッとため息をつくと、そう呟いた。 

   
    殺して欲しいかと言いながら、首を絞められたあの感触が、明美に

    鮮やかに蘇った。


               

つづく~  いぬ    いぬ

 

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Last updated  2012.09.16 09:39:06
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