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想い出は心の宝石箱に。。。

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2013.05.22
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     悠愛家の21時からは、CATVによるホーム・シアター・タイム。

    見終わるまでは、くだらない作品なのか、過去に見たことのある作品

    だったのかが、わからない。( 笑い )

 

    昨晩見た< インビクタス ・ 負けざる者たち >は、久し振りにいい

    映画でした。内容は、南アフリカの建国の父と呼ばれている、ネルソン・

    マンデラのヒューマン・ドキュメント。

          

           Nelson Mandela-2008 (edit).jpg

 

    マンデラは反アパルトヘイト運動により、国家に対する反逆罪として、

    なんと27年間の長きにわたり、刑務所に収容されていたのでした。

    釈放された後、アパルトヘイトを撤廃する方向へと南アフリカを導き、

    1994年 8代大統領に就任。白人・黒人間の民族和解、協調政策を

    進め、1999年に引退しました。

 

    マンデラの自伝< 自由への長い道 >が出版された後、映画化される

    なら誰にマンデラの役をやって欲しいか?との記者の質問に対し、彼は

    モーガン・フリーマンの名前を挙げたそうです。モーガンはマンデラと

    交渉し、自伝の映画権を獲得するとイーストウッドに監督を依頼し、この

    映画が実現。1992年の< 許されざる者 >、2004年< ミリオン

    ダラー・ベイビー >に次ぐ、第三番目のパートナーシップとなりました。

           

               

 

 

    ストーリーは、南アフリカ代表のラグビー・チーム< スプリング・

    ボクス >を中心にして、展開していきます。なぜなら、ラグビーは

    白人たちのスポーツ、アパルトヘイトの象徴として、多数を占める南アの

    黒人の間では、非常に不人気なスポーツでした。それだからこそ、

    ラグビーは白人と黒人の和解と団結の象徴となると、マンデラは考えた

    のでした。

 

    ボクスの主将、フランソワ・ピナール ( マット・デイモン )を通じて

    チーム強化を図り、1995年ラグビーワールドカップ自国開催で、なんと

    決勝戦まで勝ち進んだのです。決勝戦の相手は、ラグビーが国技で

    ある、ニュージーランドのオール・ブラックス。試合は時間内で決着

    つかず、延長戦までもつれこみ、ドロップキックでボクスが勝つという、

    なんとも感動的な結末。白人も黒人もこの勝利に狂気乱舞し、南アの

    国歌を歌いながら街を練り歩くところに、マンデラの和解と団結の想い

    が具現化されたのでした。

 

               ラグビーボールのイラスト

 

    27年も獄中に繋がれながら、マンデラの心が折れなかったのは、

    英国の詩人ウイリアム・アーネスト・ヘンリーの詩、< インビクタス >

   

       我が運命を決めるのは、我なり。

     我が魂を制するのは、我なり。    

  

    を、座右の銘にしていたからであり、この映画のタイトルにもなった

    のです。27年間の獄中生活が、白人への敵意にはならず、

    ( 憎しみからは、何も生まれない )として、和解と団結の道を推し

    進めたマンデラの人間性、そしマデイバの愛称で国民の誰からも

    愛された、国家指導者としての人徳に、ただただ感激した次第です。 

 

    スポーツは、国家団結そして国威発揚にもっとも適したもので、その中

    でも< ONE FOR ALL, ALL FOR ONE > というラグビーの精神は、

    マンデラの考えにまさに合致した球技。

        みなさんがご存知のごとく、< 一人はみんなの為に、みんなは

    一人の為に >は、もともとはアレクサンドル・デユマの< 三銃士 >

    の言葉です。長期間の人種対立を経て、融和と協調に基づく新しい国を

    創設するとすれば、これほど相応しい言葉は他に、見つからないのでは

    ないでしょうか?!!!

 

 

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Last updated  2013.05.23 00:00:57
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