想い出は心の宝石箱に。。。

　　　　イスラムの法典＜　ハンムラビ法典　＞の条文、＜　目には目を、歯には

　　　　歯を　＞が、やられたらやり返せ！という、報復の正当化によく使われます。 　

　　　　しかし、これは＜　目には目で、歯には歯で　＞というのが正しく、無制限な

　　　　報復を禁じ、同害報復までにその限度を設定するのが、趣旨であったと

　　　　言われています。被害者またはその家族は、加害者に対する懲罰として

　　　　同害までの報復権利を、付与するものなのです。ですから、子供が車でひき

　　　　殺されたとすれば、その親は同じ場所で同時刻に加害者をひき殺す権利が

　　　　あるのです。

　　　　従って、現地の駐在員は決して自分では運転せず、どんな若い駐在員でも

　　　　運転手付きの車で、移動していました。

 　　　中世ヨーロッパでは、ジャンヌダルクの火刑や魔女狩りによる魔女の火刑

　　　　など公開処刑が行われ、それを見物することが大衆の娯楽のようなもの

　　　　でした。サウジでは、今でも公開処刑が行われ、それは＜　信者を処刑に

　　　　立ち会わせる　＞という規定がイスラム法にあると共に、その場に立ち会うこと

　　　　がまた被害者の権利であるからなのです。

　　　　かって維新の会橋下共同代表の従軍慰安婦に関する発言が、物議を　　

　　　　かもしだしました。公人として、また日韓関係が微妙なあの時期になぜ

　　　　かような発言をとの疑問・批判はあるにせよ、その趣旨をすべて否と

　　　　するものではないと思います。男は種族維持のために、本能的に性欲

　　　　があり、世界各国に古来からその解消の場として、＜　歓楽街　＞が

　　　　存在しているわけですから。

　　　　サウジでは事務所に女性はおらず、飲酒もダメ、歓楽街もなしとの

　　　　地獄の特訓状態なので、駐在員の心はささくれだち、その苛立ちは

　　　　尋常なものではありません。事務所では怒号が飛び交い、喧嘩など

　　　　日常茶飯事。会社として人事管理上、社員の暴動並びに取引上のチョンボ

　　　　回避の為、特別施策が中東では必要でした。そこで考えられたのが、

　　　　三か月ごとに出張と称しギリシアに行かせ、すっきりさせてまた業務に

　　　　邁進させる、いわゆる＜　生理休暇　＞制度だったのです。

　　　　男とはなんとアホな動物か！と、これをお読みの女性ブロガーさんは

　　　　お思いでしょうが、男は年中盛りのついている野獣であって、＜　理性　＞

　　　　というのものがその動物的本能を、かろうじて押えているだけなのですよ。

　　　　皇子は？？ってか。。。色即是空、喝～～～～～！！（　汗　）

　　　　皇子がどうしてもイスラムを理解できない理由が、これでお分かりに

　　　　なりましたか？

　　　　欧米諸国はテロ対策としてイスラムとの融和を図ろうとしていますが、

　　　　所詮かような文化・民族ですから水と油、お互いに理解しあえるとは、

　　　　到底思えなませんな。　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝　了　＝

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