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歌は世につれ、世は歌につれ・・・ 皇子が生きてきた、昭和・平成の名曲というものを、今日は 追ってみたいと思います。
2009年10月21日のTBS系列音楽番組、< うたばん >の スペシャル企画として、< 名曲歌謡史 昭和と平成のベスト50 > というデータが残っていました。これによるとまず昭和のベスト10 は、
第一位 なごり雪 イルカ S50年 第二位 秋桜 山口百恵 S52年 第三位 赤いスイトピー 松田聖子 S57年 第四位 いとしのエリー サザンオールスターズ S54年 第五位 時の流れに身をまかせ テレサ・テン S61年 第六位 異邦人 久保田早紀 S54年 第七位 上を向いて歩こう 坂本九 S36年 第八位 天城越え 石川さゆり S61年 第九位 恋におちて 小林明子 S60年 第十位 さよなら オフコース S58年
上記のランキングがどのような基準でなされたのか定かではありませんが、 皇子の独断と偏見で選ぶと・・・・
第一位と第二位は同じですが、三位以下はかなり違います。
第一位 なごり雪 イルカ
もともとは伊勢正三が作詞・作曲したかぐや姫の楽曲ですが、翌年1975年に イルカによってカバーされたバージョンの方が有名になりました。日本の早春を 代表する歌の一つとして、今なお歌い継がれています。 なぜかように多くの人の心を惹きつけるのか? それは、誰もが経験した淡い恋心 との決別を、なごり雪に喩えた歌詞にあると思うのです。 < なごり雪も降る時を知り・・・ > 少女から女と変化していく相手に対し、その新たな旅立ちと決別を惜しむ自分の 心のように、季節はずれの名残雪が降ってそして溶けたと。
第二位 秋桜 山口百恵
作詞・作曲はさだまさしで、山口百恵の数多いヒット曲の中でも、代表作の一つ。 嫁ぐ娘が母を想う楽曲で、結婚式披露宴で歌われる定番。 結婚前日の母と娘の感情が、シンプルですが適切な言葉で綴られていて、いつ 聴いてみても心がうたれます。
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