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想い出は心の宝石箱に。。。

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2014.09.18
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     取引先からゴルフ招待のお話を受け、そのゴルフ場が初めての処なので、当日の朝

     ナビを見ながら運転。仙台中心部がラッシュ・アワーで、抜けるのにことのほか時間が

     かかりました。スタート時間がありますから、焦る気持ちを抑えてゴルフ場へと、

     急いだのでした。

                           

     ナビ通り行くと、なぜか閑静な住宅地へと、入ったのでした。おかしいなと

     ナビを見ながら上り坂に入ると、急に頂上が信号のない交差点。皇子の車の前を

     ヨシケイの配達軽自動車が、突っ切ってきたのです。

     その側面に皇子の車が追突。相手の車が横転する様子が、スローモーションのように

     見えました。

     慌てて停車し外に出てみると、逆さまになった軽自動車の中に、女性が

     恐怖で震えながらいました。シートベルトをしていたことから、外傷はないようで

     彼女を中から救い出して、即携帯で救急車の手配をしたのでした。


 

           

 

 

     相当な追突音があったのでしょう。各家から野次馬がぞろぞろ出てきて、女性に

     声をかけます。加害者としての皇子には、非難の目が・・・・

     救急車で彼女は搬送され、警官による現場検証と事故聴取が行われました。

     上り坂の頂点にある信号のない交差点は、皇子が走ってきた道路に一時停止の

     マークがあったのです。ナビを見ながらの運転で、完全に見落としてしまった

     のでした。一時停止違反による人身事故として、皇子の過失によるものと裁定

     されても、いたしかたありません。

 

     ゴルフなどする気にもならず、キャンセルの連絡、会社や保険会社への通知など、

     慌ただしく過ごした後で警察へ出頭しました。事故聴取書に拇印し、彼女の入院先を

     聞き出してお見舞いに。鞭打ち症だけで済んだのでしょうか、首にネックカラーを付け

     ながらベッドに横たわっています。そばには、付添人が一人いました。

     ( このたびは、私の不始末でとんでもないことになり、心からお詫び申し上げます )

     と陳謝の言葉を述べたのですが、彼女の眼には怒りしかなく、なんの返答もいただけ

     ませんでした。

 

                                   


 

 

     交通事故で人身事故の場合、加害者には三つの責任が発生します。

     1) 被害者への賠償に関する民事上の責任

          これは保険に加入していれば、保険会社が被害者と直接交渉にあたるので、

          その進捗状況につき逐次連絡がありました。


     2)  免許証に関する行政上の責任

           医師による診断書によって、免停期間が決まりますが、この通知がなかなか

           きません。この間は運転可でも、事故後なのでしばらく精神的に無理でしたね。

           結局、無事故・無違反のゴールド免許であったこともあり、通知は60日免停

           済みました。これは、免停講習を受講することで、実際は30日免停に減免され

           ましたが・・・この間車には乗れませんでしたので、仕事上大変不便を感じました。

           仙台から東北全域をカバーしていたので、車がなければ仕事になりません。


      3) 罰金や懲役を含む刑事上の責任

           人身事故の場合は、犯罪となりますので、刑事上の罰が加害者に課せられます。

           12万円~50万円までの罰金( これは、保険ではカバーされません )と、被害者が

           死亡した場合最高7年の懲役刑。死亡事故でなくても、被害者の告訴によって刑事罰

           が加害者に与えられることがあります。

           従って、彼女から告訴されないように、誠意をもって見舞いに行くようにと、

           保険会社から助言がありました。

                           

           勿論助言がなくても、申し訳ないという気持ちから、お見舞いに行くつもりでした。

           1週間に1回は病院に行き、出張した場合はお土産を持って訪問しました。少しずつ

           彼女も心を許してくれるようになり、離婚して子ども二人を育てていることなど、

           身の上話をもしてくれるようになりました。最後の頃は、皇子の鞭打ちのことも

           逆に心配してくれましたので、誠意が通じたのだと嬉しく思った次第です。 

           これによって、刑事上の罰は免れて不起訴処分となった次第。

     

             

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Last updated  2014.09.18 23:59:59
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