3977722 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

想い出は心の宝石箱に。。。

想い出は心の宝石箱に。。。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016.04.06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


にほんブログ村

 

 

 

      日本においてラグビーは、サッカーと比べて人気のないスポーツでした。

  その理由として、ラグビーユニオン選手数は世界で四番目100年以上の歴史を持ち

  ながら、国際大会で弱い

   第8回ワールドカップで南アフリカ代表を34―32で破り、24年ぶりの勝利が、この大会

  の通算 3勝というわけですから。



       

 

 

  しかし今回、ワールドカップの覇者南アフリカを破ったこと、またこの放映中に

  目にした五郎丸のキック前の、ルーテインの決めポーズが国民の注目を浴びた次第

  です。

 

 

  ラグビーの基本プレーは、one for all, all for one

  自分を犠牲にしてまで、ただひたすらボールを繋いでゴールを狙う、まさに自己犠牲の

  スポーツで、( 一人はみんなの為に、みんなは一人の為に )に動くことなのです。

 

  自己犠牲という武士道の精神からいえば、本来日本人受けするスポーツのはずですが、

  ただただボールをつなぐという、愚直なプレースタイルからなのか、どういうわけか

  スマートなサッカーほど人気がありません。 



        

 

 

 

  one for all, all for one といえば、三銃士の銃士隊スローガンもそうです。


   三銃士は、皆様ご存知のごとく、アレクサンドル・デユマの小説で、1844年新聞

  < 世紀 >に連載されたものです。フランスの片田舎から、銃士になる事を夢見

  パリに出てきた若者、ダルタニャン

  銃士隊で有名な アトス、ポルトス、アラミスの三銃士と協力しながら、次々と迫り

  くる困難を解決していく 冒険活劇物語。

 

  < 三銃士 >とは第一部の物語であり、続編第二部< 二十年後 >、そして第三部

  < ブラジュロンヌ子爵 >の三部作をもって、< ダルタニャン物語 >と称します。


  ( tous pour un,un pour tous ! )という言葉の英訳が、( one for all,

       all for one )で、すなわち( 一人は万人の為に、万人は一人の為に )という意味。


 

 

 

                     

 

  

  さて、三銃士が目指した騎士道と、日本の武士道とはどのように違うのでしょうか?

 


  騎士< KNIGHT >、ナイトの出現は古く、古代まで遡ります。

     当時は、< アンモナイト >と呼ばれ、コシアンとツブアンの二階級に別れていま

  した。また、寡黙を恒として< シャベラナイト >とも言われていたのです。


  一方、武士道のルーツを探ると土佐藩にあって、これは< カツオブシ >と呼ばれ、

  < カッテカブトノオヲシメヨ >を短くしたものです。

 

 

 

 

       

 

 

  冗談はさておき、BIGLOBE のなんでも相談室では、武士道と騎士道の違いについて、

  下記をベストアンサーとしています。

 

  日本の武士は主君との関係を、運命共同体の中における上下関係と、位置づけています。

  つまり、一度主君に仕えればその主君が落ちぶれても、ついていくのが道徳的だと

  されています。

  一方、西洋では主君との関係は、< 契約関係 >であり、利益共同体ではありません。

  自分の利益にならない場合は、契約を打ち切ってします。

 

  主従関係から、武士道をウエットなもの、騎士道をドライなものとしてその違いを説明

  していますが、ちょいと的外れな気がします。

 

 

 

      イメージ 7

 

 

  そもそも、<道>とは道徳理念、心のありかたのことであり、宗教と深く関わりのある

  話なのです。騎士としての在り方、すなわち武勲をたてること、忠節、弱者の保護、

  信仰を守ること、貴婦人への献身などは、そのよりどころをキリスト教に求めたもの

  でした。


  一方、武士道は< 仁・義・礼・智・信 >を徳目とし、それ自体が武士にとっての

  拠りどころ、すなわち宗教であったようにも思えるのです。

 

  武士道を象徴するものとして、佐賀鍋島藩士 山本常朝の< 葉隠 >の中で、< 

  武士といふは死ぬことと見つけたり >という一節があります。

  名は利よりも命よりも尊ぶべきものとして、不名誉より死を選択する生きざまは、欧米人

  にはなかなか理解出来ないところでしょう。

 

 

                      荒井英夫 公式ブログ/韓流ドラマ  画像1

      

  しかしながら、韓流宮廷ドラマを見ていますと、臣下の不手際があると( 王様、私めに

  死の罰をお与えください )と願い出る場面によく出逢います。これも、死をもって名を

  保つ考えであって、もしかしたら武士道も儒教の教えの影響を、受けているのかもしれ

  ません。

 

  今日は、めずらしく哲学的・思想的なお話で、肩がこってしまったと思いますので、

  この辺で・・・・


          ブログ村ランキング、応援してね

                ↓

                             

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.04.06 16:47:57
コメント(29) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.