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月がとっても青いから
「月がとっても青いから」は、1955年に発表され、歌手の菅原都々子が大ヒットさせた 歌謡曲。現在の市場規模の30分の1の時代、100万枚を超える大ヒットとなりました。 この曲で菅原は歌手としての地位を不動のものにしたそうですが、皇子はまだ生まれて ない時代の事ですから、総ておばあちゃんから聞いた話だす。
それはさておき、月光というとやはりロマンチック・ムードで、すぐ思い出すのが ベートーヴェンの『 月光ソナタ 』。
ベートーヴェンの死後5年が経過した1832年、ドイツの音楽評論家で詩人である レルシュタープが、この曲の第1楽章がもたらす効果を指して、「 スイスのルツェルン 湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう 」と表現したことによります。
そして名画座DVDで、 イギリス映画「月光の曲」(Moonlight Sonata)を、 たまたま見たのです。1934年に公開されたものですが、あのパデレフスキーが出演 していたのでした。
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(Ignacy Jan Paderewski, 1860~ 1941 ) は、ポーランドのピアニスト・作曲家・政治家・そして外交官。第1次世界大戦後に 発足した、ポーランド第二共和国の第3代首相も務めました。
ピアニストとしては一大巨頭であるパデレフスキも、作曲活動では全く振るいません でした。例外的に「パデレフスキのメヌエット」として知られる、6つの演奏会用 ユモレスクの第1曲「メヌエット」は演奏も平易であること、親しみやすい旋律から ピアノ発表会などの曲目として人気があります。
中村紘子著書「ピアニストという蛮族がいる」では、晩年のパデレフスキの演奏が ダメになったという記述があります。この映画撮影時彼は73歳であって、指の速度が 確かに落ちていても風格のあるアゴーギクや、美しいタッチの衰えは見えません。 ホロヴィッツ来日時の演奏を酷評したり、老いたるピアニストに容赦ない評論をして きた彼女も、現在大腸がん療養で演奏活動を中止しています。そして、自分自身が 70歳という同じような年齢になったわけで、今後どのような演奏をする覚悟なの でしょうか?
一方、政治家としてのパデレフスキの評価は、丸山眞男が平凡社『政治学事典』の中で、 「パデレフスキーのように、なんら政治的資質と関係のない声望・・・だけでリーダー シップの地位にのしあがることもおこりうる」として挙げています。ただし、ここでの 丸山はパデレフスキの一連の政治キャリアを知ってか知らずか完全に無視しており、 まったく言及していません。
たとえ政治的キャリアがなくとも、アメリカでは大統領や州知事になったのが多く いるわけです。国民から愛され、そして国民の声に耳を傾ける考えがあれば、政治的な キャリアがなくとも、有能な官僚がすべて仕切ってくれるのです。
国民から嫌われても、己が優秀だと思っている何処かの国の首相とは、えらい違い ではないのでしょうか????
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