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想い出は心の宝石箱に。。。

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2016.06.12
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  ヨーロッパの名陶と言われるものは数多くありますが、日本人に比較的になじみの

  あるものは、下のブランドではないでしょうか?

    

ウエッジウッド
(イギリス)
1759年の創立で、原料にボーンアッシュ(牛骨を焼いた灰)を加えて 焼くボーンチャイナを完成させ、後に英国最大のメーカーになりました。青や紫の生地に白い模様を浮き彫り にしたレリーフ焼の「ジャスパー」「パウダー」と呼ばれるカラーのバンド柄が魅力です。代表的なパターンは、 「フロレンタイン」「パウダー・ルビー」、よく親しまれているのは「ワイルド・ストローベリー」です。
ロイヤルドルトン
(イギリス)
160年の伝統を持ち、テーブルウエアの貴族と呼ばれる名門ブランド です。「ドルトン赤」と呼ばれる独特の赤い色を創り出し秘法とされています。重厚で落ち着いたパターン が主流ですが、グループ傘下のミントン社はかわいらしい若向きのデザインが得意で、ハドンホールが人気です。
 セーブル
(フランス)
セーブル焼
1738の創立で、ドイツのマイセンに次ぐ歴史があります。セーブルの 特徴は、その香り高い芸術性です。名画のような絵柄はまさにフランス的です。また「セーブル・ブルー」と呼ばれる独特の青の色調は、他社の追従を許しません。
 ベルナルド
(フランス)
リモージュ焼
リモージュ焼の特徴は、その白くきめの細かい肌ですが、 ベルナルドの食器は特にその白磁を意識的に生かしています。金を上品に使ったクラシカルなデザインは、 世界中の格式の高い有名ホテル、レストランでよく使われています。
マイセン
(ドイツ)
ヨーロッパ最古のブランドです。1709年、磁祖ヨハン・フリードリッヒ・ベドガーが ヨーロッパで初めて純白の磁器を開発しました。300年近い伝統を誇る「ブルーオニオン」や「マイセンローズ」が、 気高い剣のバックスタンプとともに高貴な食器として世界中で愛されています。
 ローゼンタール
(ドイツ)
ドイツ有数のメーカーで、1879年の創立。現代的なデザインが特徴 で、薄手で軽く扱いやすさが定評です。またローゼンタールのデザイン部門には、常に世界一流といわれる デザイナーが名を連ねています。代表的シリーズ「ロマンス」は、曲線の美が魅力です。
フッチェンロイター
(ドイツ)
数あるドイツのやきものの中で、実用性の高い高級磁器として 知られています。耐久性を考えて作りはかなり厚手ですが、いかにもドイツらしいしっかりとした雰囲気 があります。見た目に美しく、丈夫で扱いやすいデザインは、まさに実用的な食器といえます
ビレロイ&ボッホ
(ドイツ)
ビレロイとボッホという二つの古い窯が1836年に合併して発足した メーカーです。古い伝統を生かした重厚なデザインと極めて現代的なポップ調のデザインの両面を持ち、それぞれヨーロッパのホームライフスタイルを主張しています。先年、代表的シリーズの「バスケット」 が皇太子妃雅子さまのお嫁入り道具として選ばれたことは逸話として残ります。
リチャードジノリ
(イタリー)
イタリアのメーカー、リチャード工場 と磁器メーカーのジノリ工場が、1896年に合併してできました。マジョリカ焼の伝統を持つ民芸調のものから、 磁器のディナーウエアまで種類が豊富です。明るくカジュアルで、ちょっと洒落たかわいらしいデザインが 好まれています。
ロイヤルコペンハーゲン
(デンマーク)
1775年、王室用の磁器を生産するために創立された王立窯ですが、 現在は、民間経営されています。古くから日本の有田焼の影響を強く受け、手描きによるコバルトブルー の絵柄が特徴です。代表的なパターン「ブルーフルーテッド」は緻密なレース技術が繊細で格調高く世界中 で愛されており、特に日本人の人気を集めています。

 

 

     白磁にブルーの柄は、シンプルで品がありますが、マイセンはあまりにも高価。

  同じ感じで比較的にリーズナブルというと、デンマークのロイヤル・コペン

 ハーゲンということで、これをいくつか収集してました。



 

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     かように陶磁器に興味があった皇子は、ウイーン駐在時オーストリアを含めて東欧の

  陶磁器に触れ、その素晴らしさに心を奪われてしまいました。

 

  陶磁器といっても、厳密な意味で陶器と磁器は違うもの陶器は、カオリンなどを

  多く含んだ粘土を原料とし、窯で1100~1300度の高温で焼いたもの。透光性はあり

  ませんが、吸水性があり厚くて重いものです。

 

  一方磁器は、粘土に石英、長石を加え陶土とし、1300度程度で焼成したもので、

  半透光性で吸水性はほとんどありません。日本では、有田焼や九谷焼が磁器の

  代表。

 



  磁器はもともとが王侯貴族の食器、そして手書き・手作りの美術工芸品ですから、現地

  でもとても価格は高いのです。皇子はウイーン在勤中に、お小遣いを貯めては、一ずつ

  買い揃えたので、今日はその陶磁器について、ご紹介したいと思います。

 



  オーストリアを含めて、東欧で陶磁器の有名ブランドといえば、東独のマイセン

  オーストリアのアウガルテン、そしてハンガリーのヘレンド

  マイセンについては、あまりも有名ですので割愛。

 

 

 

 (1)アウガルテン 

   マイセン磁器工房に次いで、1718年に設立された欧州で2番目に古い工房

   1744年、マリア・テレジアによって、皇室直属の磁器窯となり、この

   時よりハップスブルク家の紋章の< 盾 >を、商標として使用するようになり

   ました。

 

   代表的な、パターンはマリア・テレジア、ウインナー・ローズ、ビーダーマイヤー

 

 

    IMG_0469.JPG

           < マリア・テレジア >

 

 

       IMG_0466.JPG

 

 

       IMG_0467.JPG

            < ビーダー・マイヤー >

 

 

       IMG_0468.JPG 

           < 盾の紋章と製造番号 >

 

 



     続いて、ハンガリーとチェコの磁器を、紹介致します。

 


  (2)ヘレンド

  ハンガリーの首都、ブタペストから遠くないヘレンド村に1826年創業された磁器窯。

  最も有名なパターンは、< インドの華 >で、日本の柿右衛門の影響を受けて

  おり、1840年代に誕生して以来、ヘレンドのシリーズの中では、最も長命なものです。


 

      IMG_0464.JPG

               < インドの華 >

 

 

  < インドの華 >の後継として、19世紀の後半ハンガリーの名門貴族アポニー伯爵が、

  註文したデイナーセットの為にデザインされた、パターンが< アポニー

 グリーン >。

  ヘレンドでは最高のベストセラー・パターンです。



 

      IMG_0465.JPG

             < アポニー・グリーン >

 


 

 (3)ホロハーザ

   日本ではあまり有名ではないブランドですが、ハンガリーではヘレンド、ジョイナル

   と共に、三大名陶の一つに数えらます。

 

 

     IMG_0463.JPG

  

 


 (4)カールスバード

  チェコの代表的磁器窯。マイセンと共に、ブルーオニオンパターンの、

  世界三大メーカーの1社。


  オニオンとは、玉ねぎのことですが、絵柄は< ザクロ >であって、ザクロを見た

      ことがなかったヨーロッパ人が、オニオンと勘違いして命名したとの説もあります。

      

   ブルーオニオン

 

 

     IMG_0470.JPG

 

        IMG_0472.JPG

 


  カールスバードの食器は、郡山で使っていましたので、3月11日の東日本大震災

  の際多くの皿類が棚から落ちて、割れてしまいました。


  < 想定外 >の被害であって、残念ながら誰にも損害賠償要求が、出来まへん。

  単身赴任の社宅住まいだったので、家財保険もかけていなかったし・・

  しょんぼりのしょんぼり。


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Last updated  2016.06.13 00:00:30
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