想い出は心の宝石箱に。。。

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　　大嫌いな中国でも、中華料理と女性音楽ユニット（　女子十二楽坊　）は、

　　大好きな皇子。 

     その 女子十二楽坊が結成15周年イベントとして、９年ぶりに日本ツアーを行うそうです。

　　９月８日の名古屋を皮切りに、同１０日の京都、１２日の東京と３都市３公演。

　　2001年北京でデビューした十二楽坊は、2003年7月24日に『自由』『奇跡』などの

　　代表曲とともに、日本のヒット曲のカバーも含むCD『女子十二楽坊〜

　　Beautiful　Energy〜　』で日本に進出。同アルバムは約200万枚

　　（オリコン推計約166万枚）の大ヒットとなりました。

　　2003年度ゴールデン・アロー賞音楽新人賞、第18回日本ゴールドディスク大賞では

　　アーティスト・オブ・ザ・イヤー洋楽部門など3部門を受賞。2003年のNHK紅白歌合戦

　　(第54回)ではオペラ歌手錦織健と共演で出演しました。2004年1月2日には武道館

　　コンサート、4月1日から5月8日まで日本全国ツアー32公演をこなすなど、日本でも

　　一大旋風を巻き起こしたことを、覚えておられる方も多いと思います。

　　女子十二楽坊は、中国の伝統楽器の演奏家で構成される、インストゥルメンタルバンド

　　であり、中国及びアジアの伝統楽器を使用。演奏分野は、ポップ・ミュージックから

　　クラシック音楽、中国民族音楽までと幅広く、代表曲は『奇跡』『自由』『輝煌』

　　『敦煌』など。

　　音楽の特徴は、中国伝統楽器の伝統性・芸術性を押し出したものよりも、フュージョン

　　音楽の道具として利用している曲が、多い点が挙げられます。また、演奏される曲が

　　リズムを重視しており、これは中国伝統楽器と並んでギター奏者でもある、

　　梁剣峰が中心となった作曲・編曲によるところが大きいと思います。

　 　またメンバー全員が、幼少の頃から中国伝統楽器の英才教育を受け、各種音楽コンクール

　　上位入賞歴をもつトップレベルの演奏家。合奏でありながら、一糸乱れぬ演奏の質の

　　高さが、吾々の心をひきつけたものでした。

　　翻って日本の和楽器による、吾々の心をひきつける合奏は、いまいち。

　　日本の伝統的な古楽器である、三味線・筝・笛・太鼓などの特徴を生かした曲がかける、

　　作曲家がいないのも一つの理由かもしれません。十二楽坊をヒットさせた、梁剣峰の

　　ような・・・

　　そんな中で、海外でも評価の高いのが津軽三味線の吉田兄弟。

     さすが兄弟だけに、息の合った演奏ですね。しかし、ここに他の和楽器が入った

　　演奏となると、残念乍ら皇子が納得するのものを、見つけることが出来ません。

　　そんな中で、皇子が注目しているのが、東京芸大音楽学部邦楽科卒業の、渡辺香澄。 　　

　　日本の伝統的楽器の普及には、彼女のような新しい感覚の演奏家が増えないと、

　　明るい未来はないでしょうね。

　　皇子も、吹いていますよ・・・笙　しょうを・・

　　あはっ・・　皇子がふくのは

　　しょうもない、ほらでしたあ～～！！

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