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想い出は心の宝石箱に。。。

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2016.08.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類

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     久しぶりに心温まる、いい映画に出会いました。 

    1993年に公開された、『 ギルバート・グレイプ 』(原題:What's

  Eating Gilbert Grape )。



 

                 

 

  

  主人公のギルバート・グレイプ( ジョニー・デップ )は、知的障碍を持つ

  弟アーニー( レオナルド・ディカプリオ )と、夫が17年前に突然、首吊り自殺を

  遂げて以来、外出もせず一日中食べ続けたあげく、鯨のように太ってしまった母の

  ボニーの面倒を、姉のエイミーと妹のエレンと共に、見なければなりませんでした。

 

  ある日ギルバートは、キャンピングカーに居住している、美少女ベッキー

  (ジュリエット・ルイス)と知り合い、2人の仲は急速に深まります。しかし家族を

  捨ててまで、彼女と町を出ていくことはできません。

 

  愛するアーニーが18歳を迎えた安堵からか、ボニーは2階のベッドで眠るように息を

  引き取ります。母の巨体と葬儀のことを思ったギルバートは「笑い者にはさせない」と

  決心し、家に火を放ったのでした。1年後、ギルバートはアーニーと、町を訪れた

  ベッキーのトレーラーに乗り込みます。

 

  姉や妹も自分の人生をそれぞれが歩きだし、アーニーが「僕らはどこへ?」と尋ねると、

  彼はどこへでも、どこへでも」と答えたのでした。

 

 

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  知的障碍者であっても、わが子をいとおしく思う母親、そして大事な弟として彼を

  第三者から守ろうとする兄。家族の絆の素晴らしさと、知的障碍者といえども

  大事な家族の一員であることを、詩情豊かに訴えた秀作。

 

 

                    Leonardo DiCaprio and Johnny Depp

 

  知的障碍者を演じた、レオナルド・ディカプリオの演技が、とにかく素晴らしいの

  ひとことにつきます。この時彼は19歳で、アカデミー賞にノミネートされたほどの

  熱演でした。その後、『 ロミオ+ジュリエット 』で、ベルリン国際映画祭の銀熊賞

   ( 男優賞 )を受賞し、世界の大スターへの道を駆け上がったのです。

 

  1997年公開の『 タイタニック 』で、デイカプリオはスターの位置を確立

  しましたね。5度目のアカデミー賞ノミネートで、『 レヴェナント:

   蘇えりし者 』アカデミー主演男優賞を今年受賞したのは、彼の演技力

  からして遅すぎた感もあります。

 

 

   この映画を見て頭にすぐ浮かんだのが、


   重度の障害者は、生きていても仕方ない。

     安楽死させた方がいい

 

  として、犯行に及んだ相模原知的障碍者大量殺人事件

 

       送検のため相模原市の津久井署を出る際に不気味な笑みをみせる植松容疑者=27日午前7時32分

 

 

  相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、19人が刺殺される

  という平成以降最悪となった大量殺人事件。元施設職員、植松聖(26)は「重複

  障害者救ってあげたかった。後悔も反省もしていない」と供述。


  植松は「 重度の障害者は生きていても仕方ない。安楽死させた方がいい」と同月18日、

  同僚職員に口走り、翌19日、津久井署の事情聴取に対し、「 大量殺人は日本国の指示が

  あればやる 」旨の発言もあったとのこと。


 

  ギルバート・グレープの映画のように、どんな重度の障碍者であっても、家族にとって

  はかけがえのない命。介護で疲れた家族ならまだいざしらず、第三者の植松がその命を

  絶つなど彼の言動は、精神の崩壊としかいえない事件でした。


  ツイッターなどでは、植松の考えを支持する書き込みも、かなりあったようです。

  障碍者が大事な家族なら、どうして収容所みたいな施設に、入居させているのか?

  経済的・精神的に重荷の障碍者が殺害され、家族は本当はホットしているのでは?

  などなど。


  弱者に対するやさしさに

       欠けた日本人の台頭・・・


  アベノミクスにみられる経済優先の国策もあいまって、かような風潮を案じるのは

  皇子だけなのでしょうか?


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Last updated  2016.08.24 14:37:22
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