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今朝、私共は、在りし日の愛する家族・親族(聖徒)の皆様と同じ信仰を 告白し、既に復活の命に与っている方々と共に礼拝していることを覚える ことが、個人を真実に偲ぶことです。 改めて、私共の礼拝が、天上の礼拝に連なっている事を覚え、感謝です。
牧師の説教と共に、皇子が所属している教会の、召天者記念礼拝が 厳粛に執り行われました。 召天された本教会員を偲び、その家族共々年1回記念礼拝として、教会に 集うキリスト教の行事です。
仏教における法事のようなものですが、キリスト教においては死者の冥福を 祈る、追善供養ではありません。キリスト教では神を崇める信仰 であり、死者への供養とは考えておらず、故人を礼拝の対象とはしないのです。
仏教では、死後どの世界に赴くかは、因果応報によって決まります。 死者が冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるよう、極楽に生まれ変わる 往生( 極楽往生 )が出来るように、阿弥陀仏に祈りを捧げるもの なのです。
一方キリスト教において、死は命の終わりではなく、天の神から地上での罪が 許され、永遠の安息を与えらえたということです。それゆえに死は召天と 称され、神のもとに召され最後の審判を受け、復活の日まで天国で過ごすと されているのです。
日本では、「 信仰がある 」と回答する人は30%弱であり、多くの人は「 自分は 無宗教である」と答えます。しかしその人々も、正月には初詣に行き、お盆にはお 墓参りをします。宗教とは異次元の、イヴェントとしての行事として、日本人は 慣例に従っているだけなのでしょうね。
教会での召天礼拝を終え、午後からここで墓前礼拝がありました。
家内の家族は全員が、敬虔なクリスチャンファミリーで、義父母はこの 教会墓地に埋葬されています。
墓前礼拝後、義弟夫婦のアレンジで、親族一同で義父母を偲ぶ愛餐会と なりました。
牧師夫妻も参加され、祈りと讃美歌と共におごそかに行われ、とても感動的な 愛餐会でしたよ。
子供、孫、そしてひ孫達に囲まれ、義父母もきっと喜んでいたものと 思います。
国と力と栄とは 限りなく汝のものなればなり アーメン
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