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一人で飲んでも、ウイスキー・・・ みんなが大好き、ウイスキー・・・
スナックやバーでのボトルキープは、かってのウイスキーから焼酎にとって 代わられ、過去の勢いは何処にもありません。皇子の現役時代、お客様接待用には シーバスのボトル、下戸の皇子用としてコカコラーの2リットル ボトルを、お店にキープしていましたが・・・
日本のウイスキーの歴史を紐解くと、1918年寿屋( 現サントリーホール デイングズ )の竹鶴正孝がスコットランドから、伝統的製法を持ち帰ったのが 始まり。彼は1923年サントリーの山崎蒸留所の所長となり、その後ニッカ ウヰスキーを創業。
ここらへんの話は、2014年の朝ドラ< マッサン >で、みなさんもおわかりの 通りだす。
昭和30年代から昭和53年まで、ウイースキー市場は日本の高度経済成長と共に拡大し、 30年代の5倍ほどの水準まで拡大。その後減少を続け、58年のピークから比べると、 なんと 8割の減少となりました。
2008年から炭酸水で割る、< ハイボール >のヒットから、ウイスキーの 出荷量は09,10年と2年連続で、前年比2ケタ増を記録。その後、11、12年と 横ばいが続きました。
そして、再び右上がりの追い風になったのが、2014年のマッサン効果。 同年は、ニッカウヰスキーにとって、創業80周年、竹鶴正孝の生誕120周年の節目に あたったこともあり、同社は年初から販売を強化してきました。
ここに、9月からマッサンの放映が始まり、< 竹鶴ブランド >は1~9月期に 42%増、9月単月では62%増と絶好調。同社の柏工場は休日返上のフル稼働状態が 続いたそうです。
皇子が学生の頃コンパでは、サントリーレッドやホワイトを飲み回し、社会人となると ワンランク上の、サントリー角やオールドを飲むという時代でした。ボトルの形から、 サントリー角はカメノコ、オールドはダルマと呼ばれていたのです。
また、ウイスキーの最高級品はスコッチウイスキーとして、海外出張時には制限本数の 3本まで、お土産として買って帰ったものでした。人気があったのは、ジョニ黒そして シーバスリーガル12年。
ウイスキーといえば、 なんといっても忘れられないのが、サントリーのテレビ・ コマーシャル。
( 少し愛して、長~~~く愛して )と、甘いハスキーボイスで 大原麗子が囁いた、1977年のサントリーレッドのコマーシャルは、世の中のお父さん 方のハートを、がっつりと掴みました。彼女は1990年代のオールドまで、サントリーの コマーシャルにシリーズで出演。
意外と知られてないのが、日本のウイスキーに対する高評価。 2014年英国の「ワールド・ウイスキー・バイブル2015(Whisky Bible)」で、著者の ジム・マーリー氏は、サントリーのシングルモルト・ウイスキー「山崎シェリー カスク 2013」に歴代最高点と並ぶ、100点中97.5点を与えました。
「ウイスキー・バイブル」が発刊された2003年以来、日本のウイスキーが最優秀となった のは初めて。 地元紙によると、ジム・マーリー氏は「絶妙な大胆さを備えた香り」と 称賛していると。
2位~4位はそれぞれ、「ウィリアム・ラルー・ウェラー」「サゼラック・ライ18年」 「フォアローゼス」と米国原産のバーボンが占めました。その一方で、本場スコット ランド産は初めて、上位ランキング(5位以内)から漏れたそうです。
下戸の皇子が、こんなオチャケの話を書いても・・ なんだかなあ~・・・
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