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ツタヤ宅配レンタルで、毎月新作8枚まで借りれますが、なかなか いい作品が最近はありません。製作費はやたらかかっていそうなハリウッド映画。 しかし、その内容はコミック漫画のごとく、スカ!!見ただけ時間の 無駄・・・
ハリウッド映画の退潮がよく指摘され、ツタヤもそこがわかったのか、欧州で 評判の高かった映画のDVDを、積極的に取り上げてくるようになりました。
その中で面白かったのが、フランス・グルジア共同制作、第84回アカデミー賞 受賞作< アーテイスト >を撮った、ミシェル・アザナビシウス監督の< あの日の声を探して >。
ロシアに侵攻された99年のチェチェン紛争を題材に、両親を銃殺された ショックで声を失った9歳の少年ハジが、難民キャンプで懸命に生きる姿を描いた、 ヒューマンドラマ。
ハジは流浪の末、フランスから調査に来たEU 職員キャロルに出会います。戦禍の 中個人での無力さを感じたキャロルは、せめてハジだけを保護し護る事が、自分の 出来うる唯一の事だと、感じるようになります。
この映画を見ながら、ロシアという国がいかに酷い国であることを、再認識。 北方領土返還という甘い期待に踊らされ、地元山口で接待の限りを尽くそうと している、アホの安倍に是非見せたいと思いました。
ロシアが中国と同様国際協定を守らず、自国の権益を追求するために、汚い 権謀術策を弄してきたことは、歴史が証明するところです。日本人として 決して忘れてはいけないのが、シベリア抑留。
第二次世界大戦の終戦後、武装解除され投降した日本軍捕虜らは、ソ連によって おもにシベリアなどに労働力として移送隔離されました。その数は、57万人 以上と言われています。長期にわたる厳寒での抑留生活と奴隷的強制労働により、 5万5千人が命を落としました。
シベリア抑留の実態を皇子が知ったのは、山崎豊子の小説< 不毛地帯 > でした。主人公の陸軍中佐で大本営参謀の壱岐正は、日ソ中立条約を 犯して侵攻してきたソ連軍に捕らえられ、シベリアに送られます。
11年間のシベリア抑留生活が描かれていますが、そこでの悲惨な毎日は吾々の 想像を絶するものでした。中国人は、日本陸軍の南京虐殺を今でも咎めますが、 あれは戦時での人間の狂気がなせるもの。しかしシベリア抑留は、終戦後というのに ソ連が平然として行った、非人道的虐待行為だったのです。
こんな国のしかもKGBの要職であったプーチンが、アベを騙すことなど 赤子の手をひねるようなものなのです。トランプにこけにされ、プーチンとの 山口での会談結果予想が、自分の思うようにいかないと、ようやく悟った安倍。
そこで国民の批判をかわすべく、クリスマス休暇でハワイに滞在予定のオバマを 今度は呼び出し、真珠湾訪問。ネコダマシの一手を繰り出し、国民を愚弄 するのもいい加減にしいや!!
齢80を越えた、ジジが叫びます。 あの日の島を返して~~!!
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