とんとん！ＧｏＧｏ～

寒いなぁ、相変わらず寒い。

ちょいと日記が前後するけど、この日はめっちゃいい天気だった。

車の試運転も兼ねて岐阜金華山へ行ってみた。

うちから金華山へは長良川の堤防をだぁーーーーっと走るだけなんだよ。

金華山といっても登山じゃなくてドライブコースなんだけど、

いつもは南側から入るところを、わざわざ北側の岐阜公園側から登った。

相変わらず道は狭いなぁ。少しは紅葉を期待したけど、まだ早かったか。

金華山には景色がいい展望台が３箇所ある。

一番大きい展望台が、以前プラネタリウムがあったあところ。

そこは何年か前に展望台が出来たところだ。

ちゃんとした広い駐車場もあるし、

夜になるとアベックでいっぱいになる・・・らしい。

そこで改めて下界を眺めると、今日は空気がめっちゃ澄んでいる。

珍しいくらいに遠望ができた。

その展望台からは岐阜中心部は勿論のこと、

長良川や、遠くには揖斐川。その向こうには池田山に伊吹山。

南の方に目を向けると養老山系から多度に辺りまで、

当然ながら名古屋市内のビル群もはっきりと見ることが出来た。

最近は名古屋駅前にセントラルタワーとか豊田ビルとかができて、

名古屋駅の位置がわかりやすい。

そして、ビル群の向こう側には橋ゲタが見える。

あれは伊勢湾岸道路なんだろうか。

この展望台からはココまでが見える。

そこで、金華山から南側が開けている展望台に移動してみた。

この辺りはかつて毎日のようにバイクで走り込んでいた道で、

駐車場はバイクでいっぱいだったものだ。

それが現在では道路自体にバイクに対して嫌がらせだと思える程の

様々な細工が施されてあり、

少なくともこの日はバイクの姿を見ることが出来なかった。

さて、この展望台だが、実は駐車場からは風景は全く見えない（笑

駐車場の一番奥の岩場を少し歩くと、

断崖絶壁の岩の上に登ることができる。

下を見るとかなり怖いし、小さな子供には危険かもしれない。

でも、昔から柵も何も出来ないところを見ていると、

誰もがきちんと気を付けているのだろう。

そこからの展望は金華山山頂に負けずとも劣らない程素敵である。

この日のように天気がいいと、濃尾平野が一面に見えるのである。

すぐ眼前には木曽川が流れていて、一宮タワーがすごく近く感じる。

左の方を見てみると、恐らく犬山辺りの山々がはっきりと見え、

そこから名古屋方面、さらには知多方面までずっと山が続いているのが見える。

もしかすると、昔、斉藤道三は金華山の上から名古屋城の様子が

手に取るように見えたのではないだろうか。

そんなような気にさせる程のクリアな遠景だった。

その時間は既に日が傾きかけていたので、何だか肌寒くなってきた。

割と軽装で出かけてしまったので、そそくさと車内に逃げ込み、

登った方とは反対側から山を降り、

そのまま帰路についたのであった。

時間にして約２時間程の、軽い散策であった。