カテゴリ:カテゴリ未分類
ボイラーの能力は、最大連続負荷の状態で、1時間に発生する蒸発量[kg/h又はt/h]で 示される。そのときに換算蒸発量を使います。 換算蒸発量とは? 先ず蒸気の発生に要する熱量は、圧力、温度によって変わってきます。 実際に給水から所要蒸気を発生させるのに要した熱量を、標準状態における水の潜熱 「2257kJ/kg」で除したものです。 わかりやすく書くと換算蒸発量Geは、Gを実際蒸発量[kg/h](温度差だけでは全熱量が でないので必要になります)、h1、h2をそれぞれ給水及び発生蒸気の比エンタルピ [kJ/kg]とすると
このことをふまえてこの問題を解いてみてください 給水温度20℃、蒸気圧力0.4MPaのボイラーの実際蒸発量が、4000kg/hのとき、換 算蒸発量として正しいものは次のうちどれか。ただし、比熱を4.2とし0.4MPaの蒸気の比 エンタルピは2738.1kJ/kgとする。 1. 6579kg/h 2. 4703kg/h 3. 4187kg/h 4. 3251kg/h 5. 2800kg/h 答えは 2番です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.22 13:03:29
|