テーマ:温泉について(1626)
カテゴリ:大分県
大分県日田市中津江村(旧・中津江村)。 2002年の日韓ワールドカップでエムボマ率いるアフリカのカメルーン代表が合宿したところがこの中津江村。当時、代表チームの到着がどんどん遅れて、ちょっととぼけた村長さんが「カメさんだから・・・」といって有名になりましたね。遠いアフリカからの地から、こんなものすごい山の中の村で過ごした気分はどんなだったのでしょうか。 さて、この津江温泉は「津江老人福祉センター」内にある日帰り温泉で、玄関が病院の受付みたいになっています。
「市内の方ですか」というので、「いいえ、市外から」というと、400円だといいます。 事務室(役場の事務室のようです)の横の廊下を奥に進むと温泉があります。 男湯の方から大きな話声が聞こえるので、しばらく廊下にあるマッサージ機をつかっていました。このマッサージ機は無料です。すると、おじさんがパンツとシャツ姿で暖簾から出てきて、事務室のほうに行きます。すぐに受付のおばちゃん2人が男湯に入っていき、なにやらバタバタしているようすです。「もう入れんね」とか「さっきお年寄りが入とったもんね」とか、しゃべっています。 せっかく来たのに入られないのかと、話を聞いてみると、「さっきお年寄りの人が入浴して帰ったが、浴槽のなかでソソウをしたようだ」とのことで、掃除をしてお湯を全部入れかえるといいます。それで、申し訳ないが女湯を利用してくれないかとのこと。 ・・・・変な話ですが、そういうことで、今回、正々堂々と女湯に足を踏み入れたしだい。当然、中にはだれもいません(笑)。それと、暖簾を男女反対に架け替えていますので、女性が入ってくることもありません。 ↓ほんとは右側の女湯と書いてある赤い暖簾の方が男湯。(写真右上の出っ張った表札に「男子」と書いているのが見えます) おじさんにとっては、女湯は、正真正銘の「秘湯中の秘湯」(笑)・・・でも、どうってことはありませんでした。(あたりまえじゃ!) 浴槽は内湯が一つ。綺麗に掃除もいきとどいていて、シャワー・カランも完備。お湯は「硫酸塩泉」という珍しい泉質です。無色透明で、ヌルキシ系。泡つきがすこしあり、強烈な泉質ではありませんが、毎日でも気持ちよく入れるような温泉で、気に入りました。加温、掛け流しです。女湯なのに、外の見晴らしもよく、遠くに赤い橋も見えます。しばらくひとりで楽しみました。
館内には畳敷きの休憩室もあり、飲食物の持込も自由です。のんびりゆったり長生きしましょう。 帰りぎわに、受付のおばちゃんがさかんに恐縮するので、「女湯に入れるなんて、貴重な体験をさえてもらいましたよ!」 入湯料400円。お気に入り度(5点満点で)2008.9.28入湯。 ↓黄色の矢印のところが津江温泉です。その前の大きな建物は老人福祉施設。 ↓浴槽から見える橋。上の建物の写真は赤い矢印のところから撮ったものです。 湖みたいにみえるののは、下筌ダム湖。
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