|
カテゴリ:カテゴリ未分類
中古車のエンジンの状態を見るためにはボンネットを開け、
ここを見ますよね。 ![]() オイルフィラーキャップ(エンジンオイルを入れるところ)です。 このキャップの裏側を見るとこれまでのエンジンの使われ方やメンテナンスがある程度わかるんです。 (中古車屋さんの中にはキャップまでクリーニングする人もいますけどね) 先日修理に来た車はこんなでした。 ![]() オイルがマヨネーズ状態になって付着しています。 なぜこうなるか? 特に寒い時期になりやすいのですが、 燃料中の水素が燃えて水になります。この燃焼水がまだ冷えている金属に結露します。 エンジンが温まれば水は蒸発してマフラーから出てゆきますが、 短距離走行を繰り返していると、水が蒸発するより蓄積する方が多いため、 オイルと混ざり合って乳化する、というわけです。 以前エンジンがかからなくなった車を見てみたら ギョエー!!! 蓋の裏どころか、エンジンオイル全体が醤油マヨネーズと化していました。 毎日1km以内の通勤に使っていた車でした。 こうなるとパイプや細かな部品にマヨネーズが詰り、 エンジン内圧が高まってオイルシールを押し出してオイル漏れが起こったり、 金属磨耗でガタが出たり、といろいろな故障に発展します。 また、マフラーにも結露水が溜まり、...たぶん酸性の水だと思います... 穴が開いてきます。 以前3万キロしか走ってない軽自動車のマフラーが穴だらけで交換したことがありました。 ちなみにマフラーの先まで暖かくなるには30分走行が必要だと聞いたことがありますが、 毎回そんなに走れるとは限りませんよね。 トニーおじさんからのアドバイス: 中古車を買うときは短距離走行車かどうかをチェックしよう。 健康な人は近所のスーパーに買い物に行くときなど徒歩か自転車で行こうね。 車ばっかり使うから車も人もメタボになるんだよ!(ハッキリ言ってゴメン) お年寄りや体の不自由な人など車を使わなければならない人は、 電気自動車をお勧めしたいけど、まだ市民には普及していないから、 特に寒いときほど長めに暖機運転をしたり、 オイルを規定の2倍の頻度で交換(2,000キロごと、3ヶ月以内)したり、 オイルフィルターを5,000キロまたは1年で交換するなど、 工夫が必要かと思います。 エンジンの温まり具合はメーター横の水温計でわかります。 最近の車は水温計がなく、エンジンが冷えているときは青ランプ、 オーバーヒート時は赤ランプがつく車もあります。 青ランプ点灯中にエンジンを切ることを繰り返していると危ない。 ecoタイヤ検定 アフィリエイトUnder25Seminar お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月20日 11時43分09秒
コメント(0) | コメントを書く |