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カテゴリ:雑学
「ミスが多い人」「失敗が多い人」と言われれば落ち込むし腹も立ちますが、「ドジな人」ならば笑い飛ばせるでしょう。
自分自身を「ドジなもので」などと軽く自嘲していうこともあると思います。 「ドジ」には、失敗はするが許せてしまう、笑えてしまう、そんなニュアンスが内包しております。 だが、これが「ドジを踏む」というと、また少し感じが変わってきます。「あいつはまたドジを踏んだ」「仕事でドジを踏んだ」といたように、多少なりともトゲのある言葉になってきます。 どうも、「ドジ」は踏んじゃいけないものみたいです。では、踏んではいけない「ドジ」とは一体なんのことなのでしょうか。 「ドジ」は「土地」という語が変化したものだといわれています。昔は、相撲で土俵の外に足が出て負けてしまうことを「土地を踏む」といったそうです。それがドチを踏む―ドジを踏む、と転化してしていったと考えられます。 ここから転じて、失敗することをドジを踏むというようになりました。 力士にとって土俵際は、まさに天下分け目の生命線です。両者いずれかが踏み超えなければならないものですが、それを「ドジを踏んだ」などと言われたら、たまったものではないでしょう。 もっとも、マジでドジって足を滑らせて「ドジを踏んだ」のなら別なはなしですが… まあ、そういうこともあるんでしょうね。 by 雑学解剖研究所 ---------------------------------------------------------------------------------- 今日の名言 人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。 キケロ あなたもやってみたら!のショッピング BlogPeople「人間・哲学/薀蓄・格言」ブログランキング にほんブログ村 ★おまけ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/30 11:39:24 PM
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