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テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:水墨画
金戒光明寺は、京都市の人は、黒谷さんと呼ぶ。この寺には、年に二回ほど訪れるくらい好きな寺である。京阪丸太町から、歩いて15分ほど。よく訪れるのは、風情が好きなだけでなく、墨絵教室から歩くと、10分の道程なのでもあり、立ち寄るのである。 門前には、石屋、花屋を始め、京都らしい小物やが並ぶが、こじんまりとした質素な、店ばかりである。 京都の旧跡は、繁華な街並みが有るのに、境内を入れば、そこはもう別世界の、静寂が有るのに驚く。 何と言っても、大きな大門が、迎える。実に広い玄関のような広場に圧倒される。ここは、不思議と、観光コースから離れているのが、よい。清水寺や、金閣寺のような雑踏的な騒がしさが無いのである。 ただし、今年の大河ドラマには、しばしば登場するのが、この寺である。そう、会津藩の頓所、になった所である。そのゆかりの物が多くあるとか。きっと観光バスがやってくるかもだ。ここの庭の、特別拝観は、さすが賑わっていたが。この寺の、東手には、小高い墓地が広がる。そこに登れば、京都市内を見渡せる風景もよい。確か、田中伊佐地さんの墓も有った。 以前ここで、絵を書いたことが有る。 この、大門の柱を、メインに、見渡す風景であった。静かな佇ましに、何かの風情を感じた。連休には、ぜひもう一度訪れて、スケッチでもしようかと・・・、計画。 先日の、教室では、絵を書くには、(1)モチベーション(動機・意欲)をどう持つかであると。そして、(2)今まで一番多く描いている得意分野を自覚し、深化させる・・・、と。なるほど、最近描く気がしなくなってるので、黒谷さんにでも来て、昔の感動をもう一度絵にしたいと、思ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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