カテゴリ:映画
あらかじめ言っておきますが、血だとか内臓とかグロいものが苦手な人は見ない方がいいです。
原作は現役の医師で作家でもある大鐘稔彦氏。 ストーリーは新米医師・中村弘平(役:成宮寛貴)が、看護師だった母・浪子(役:夏川結衣)の葬儀を済ませて、遺品整理をしていて見つけた日記の回想で始まります。 1989年、ある地方の市民病院に当麻鉄彦(役:堤 真一)が赴任してきます。しかし、医療体制はグダグダ、ろくな外科手術もできない疲弊した病院。当麻は「目の前の患者を救いたい」という信念で、着任早々手術を敢行します。 傑作なのは、当麻は手術中に音楽を流すのですが、それが演歌。都はるみ。(原作ではポール・モーリアらしいですが)彼の持論では「消化器外科の手術は手編みのセーターをコツコツ編むようなもの。だから、オペには演歌が似合う」。尤も、他のスタッフには不評で諦めるのですが・・・。その諦め方がふて腐れた子どものようでおかしかったです。 テーマは「臓器移植」。 市長の大川(役:柄本 明)が重度の肝硬変で倒れます。助かるには肝移植しかない。しかし、家族に適合者はいません。そして、浪子の隣人である武井 静(役:余 貴美子)の息子・誠(役:誰だろう?)が交通事故で運ばれてきます。しかし、脳挫傷でまもなく脳死と判定されます。母の静は誠の臓器移植を申し出るのですが、まだ脳死での臓器移植は認められていない時代。その中で当麻は「目の前の患者を救いたい」と手術を敢行します。 手術は成功。だけど、当麻は・・・。 手術後、起きられるようになった大川のパジャマが「どこから探してきたんだ!?ありえない!」ってな柄です。ホント、どこから調達したんだろう・・・。 堤さん、格好よかったなあ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 6, 2010 12:15:18 AM
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