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将棋の清水市代さんが、コンピューターに負けたのだそうだ。
清水さんの、長考による時間の使いすぎと疑問手が敗因だったようだが、あからは四つのソフトが出した局面から多数決で指し手を決めるのだそうだから、四人相手に戦っているようなもの。四つのソフトの中には、渡辺竜王を苦しめたボナンザが入っているのだから、渡辺竜王のコンピューター対戦の時よりも手強くなっているのかもしれない。 そう考えると、負けた清水さんがかわいそうな気もする。 ちなみに、コンピューター側の体制は・・・ 対戦コンピュータあから2010とは 情報処理学会の「トッププロ棋士に勝つ将棋プロジェクト」特製システム 阿伽羅(あから)は10の224乗という数を表わし、将棋の局面の数がこの数に近いことに因んで命名された ハードウエア部 -東京大学クラスターマシン: Intel Xeon 2.80GHz, 4 cores 109台 Intel Xeon 2.40GHz, 4 cores 60台 合計 169台 676 cores -バックアップマシン:4プログラムそれぞれについて1台ずつ -CPU: Xeon W3680 3.33GHz 6cores -Memory: 24GB (DDR3 UMB ECC 4GBx6) ソフトウエア部 -構成:国内トップ4プログラムによる多数決合議法 -合議マネージャー(4つのプレイヤープログラムに局面を渡し、指し手を受け取り、もっとも多い手を指し手として返す。)開発:電気通信大学伊藤毅志研究室&保木邦仁 -プレイヤー1:「激指」開発:激指開発チーム(鶴岡慶雅、横山大作) -プレイヤー2:「GPS将棋」開発:チームGPS(田中哲朗、金子知適ほか) -プレイヤー3:「Bonanza」開発:保木邦仁 -プレイヤー4:「YSS」開発:山下宏 (日本将棋連盟のHPから) 古いノートパソコンのフリーソフトにすら負ける私からすれば、これは清水さんに勝てというのが酷な気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月13日 09時26分49秒
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