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テーマ:ミステリはお好き?(1432)
カテゴリ:ミステリ
氷菓 いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。 小市民シリーズと比べると、日常の謎系ミステリ・舞台は高校・冷めた主人公(笑)といった共通点がいくつかありますが、この作品も面白かったです。 いくつかの短編に分かれてはいますが、最終的にはすべてが繋がっていくという連作短編の形です。 米澤さんの作品はキャラもたっているため読みやすく、言い回しも面白いものが多いですよね。 また、ライトノベルらしくないシンプルな登場人物も好感が持てます。 ミステリフロンティアの二作品・小市民シリーズと読んできましたが、古典部シリーズも侮れない面白さですね~。 未読作品は残りふたつですが、制覇する喜びもあり読みきってしまう悲しさもありと複雑な気分ですw そういえばひとつ気になったことが。 最後の奉太郎から姉への手紙は「さよなら妖精」と何か関係してるんですかね? 伊坂さんのようにリンクしてるってことはないのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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