パナマ運河クルーズ
立春の今日。またまた寒い日になって巣篭もっているトルティージャです。早く春、来ないかなぁ~と、久々にパナマネタです。今見ると、パナマの抜けるような青空がまぶしい~昨夏、夫に突然の帰任の内示が出た直後、急きょ断行(?)した、念願のパナマ運河クルーズです。3ヶ所の閘門(ミラフローレス閘門・ペドロ・ミゲル閘門・ガトゥン閘門)の展望台からの眺望は制覇、パナマ運河鉄道も乗ったし、残りはクルーズのみ!! だったこのトリップ。いつもと違う角度から見る運河はなかなか興味深く、楽しいクルーズでした。行った直後に記事は書いたのですが帰国のバタバタでUPまで至らなかったもの。半年近く経ってやっと今日、日の目をみます 雨の週末が続いた頃でしたが、この日(土曜日)はピーカンな晴天。まさに絶好のグルーズ日和8時半定刻、だったけれどちょっと過ぎて、アマドールのプラジート桟橋から出港!!どっかの国の戦艦(?)を追い越し、(記念撮影に大人気だった戦艦)アメリカ橋 Puente de las Americas をくぐり、パナマックスの巨大貨物船も追い越し、(大型船は牽引船に引かれて(押されて?)運河を通過します。)最初の閘門、ミラフローレス閘門 Esclusas de Mirafloresへいざ進入!!閘門のドッグの中に入りました。いつもは上の展望台から見下ろすのだけれど、今日は見上げる。いつもとは真反対な風景。まだ水位が低く(海抜0m)、ドッグの壁が高い高い。見る見るうちにドッグの水位は上がり、十数分で満水に。(上の写真の壁の水位跡と比べてみてください。)開門!!展望台からは真正面に見えるこのシンボルビルを、今日は下から見上げながら通過。ミラフローレス閘門2つ目のドッグの中に到着。先ほどの最初のドッグに比べ格段に壁が低い。写真左は隣のレーンに入ってる大型船。この日の運河はすご~く混んでました。十数分後、ミラフローレス湖と同じ水位になりました。急に視界が開ける。開門!!写真左に見える赤と白の巨大クレーン船(運河のメンテ用)は、広島の三菱で作られたものだそうです。ミラフローレス湖を通り、2番目の閘門、ペドロ・ミゲル閘門 Esclusas de Pedro Miguel に到着。ここの閘門は一か所。轟々と音をたて渦を巻いて水量が増す。すごい迫力でした!!ペドロ・ミゲル閘門を抜けると、パナマ運河で最も幅が狭いクレブラ・カットへ。第2アメリカ橋と(私たちが)言っている、センテナリオ橋 Puente de Centenario 。アメリカ橋を通る従来のパン・アメリカンがパナマシティの真ん中を抜けるルートなので、都心部回避のために7~8年前に建てられたパン・アメリカンのバイパス的な橋。センテナリオ=100周年、という名前からして、多分建国100周年の2003年ごろに建てられたと思われます(まだ私がパナマに来てない頃の話なので、詳細不明)。この観光船は小さいので特に感じませんが、パナマックス船がこの狭い川のようなところを通ってる姿はちょっとスゴイ。全長約13.7kmのクレブラ・カット。運河の岸ではショベルカーが盛んに土砂をすくいあげて整備していました。第2運河の工事関連?・・・・かどうかは、館内放送をよく聞いていなかったので・・・。この日は月に一度のコンプレートツアーも催行されていたのですが、私たちはクレブラ・カットが終わり、ガトゥン湖に入る手前のガンボアまでの半分のツアー。さっき朝ごはんを食べたばかりな気がするけれど、下船する前に慌ててお昼を食べる。半日のツアーですが、朝食昼食付き(バイキング)です。チキンに豆に、パクチライス・・・・・・、そんな典型的な「パナマめし」を美味しく感じるようになったなぁ~ガンボアではかなり待たされてから迎えのバスに乗ってアマドールへ。1時ごろには解散。お天気が良く、風に吹かれてのクルーズはなかなか快適、いつもと違う角度から眺める運河もとても興味深く、楽しいクルーズでした。個人的には(あまり運河に沿って走らない)パナマ運河鉄道より、ずっとずっとお勧めです ☆☆☆ パナマ運河クルーズの催行会社は数社あるようですが、私たちが利用したのはこちら↓Canal & Bay Tours http://www.canalandbaytours.com/・毎週土曜日催行・私たちが行った半分までのツアーは、外国人:$115 パナマ国民・住民:$75☆☆☆パナマ運河の関連ログは、こちら↓パナマ運河(ミラフローレス閘門)パナマ運河(ペドロ・ミゲル閘門とミラフローレス閘門)パナマ運河(ガトゥン閘門)パナマ運河(ガトゥン閘門ふたたび)パナマ運河の俯瞰地図パナマ運河鉄道の旅 1パナマ運河鉄道の旅 2運河国民投票、賛成派が圧勝!? 2006/10/22パナマ運河拡張工事 国民投票結果 <報道> 2006/10/23