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カテゴリ:シリーズ・選抜への道(2010年秋)
高校野球雑誌「報知高校野球」を見ると共生・呉選手が。 「ダッシュ・新鮮力」っていう企画に取り上げれてましたね! その前ページには太成学院大・今村投手の記事が。 私はこの2人の「公式戦」での対決を密かに期待しながらの秋観戦でした。(公式戦だと甲子園しかないのですが・・・) その今村投手も「いい打者だった」と認める共生・呉選手。
安打製造機・・・ 秋季大会ベスト4の共生の1番打者・呉選手は脅威的な打率を誇る。(公式戦では6割を越す) また守備も軽快で試合前のノック、三塁へ逆スナップ送球は華麗です。 以前にも書きましたが、秋季大会での彼のチームプレーはWBCの「イチロー」の姿を思い出しました。 関西戦では3三振・・・関西・堅田投手、他の打者に投げる球と明らかに違っていました。 「本気」の堅田投手も凄かったです・・・。 この秋一番の好ゲーム(私的には)、対倉敷工戦。 延長11回表、2死満塁。 セットでの投球を止め、「打者勝負」に専念した倉敷工・守屋投手。 魂を込めたボールで呉選手を追い込む・・・(この試合は後日別項で) コース高さとも「絶妙」。 「これは守屋投手の気迫勝ちかな?」 そう感じましたが、勝負にいった外角低めの難しい変化球を三塁線へタイムリー。
左腕・野口投手、本格派右腕の藤岡投手、倉敷工の守屋投手とそれぞれ2桁安打を重ねた打線は強力。 主戦として活躍した森投手も粘投でベスト4進出。 この森投手、独特な腕の振りで見た目以上に打者はタイミングが取りにくく感じるタイプだと思います。球速も135k前後あるしね。 あと打撃もリストが強い感じで「一発」のある選手だと感じます。
「バント」しない2番打者だ!(寮内では同室なので話を聞く機会も多いのでは?) 共生の各打者は「教科書」のような呉選手から「精神面」「技術面」を参考にできる強みがあると思った。 国を超えた交流・・・それが「ベースボール」ではなく「野球」なのが私は嬉しい。
1年生の陳投手。 陽気なキャラクターでチームのムードメーカ的な存在。 勝負強い打撃も魅力。
個性的な選手が多い今年の共生。 投手陣は万全ではないながらもベスト4進出。 1年時から登板の全投手(秋は打者に専念)。 サイドから再び上に戻しつつある廖投手は150kの速球が復活すれば面白い。 県大会では不調ながら本来球威十分で落差のある変化球の韓国人留学生・金投手。 一冬越した共生が再度「県北から初」の甲子園を狙う夏・・・ 激戦が予想される夏の岡山大会で投打に圧倒する姿が見れるかも・・そんな潜在能力十分な楽しみなチームです。 残念ながら太成学院大・今村投手と共生・呉選手の甲子園での対決はこの春実現しませんでしたが、いずれは違う世界での対決もありそうですね。 (このブログに掲載されている文章、画像の無断転載は禁止します。) 高校野球ブログ村に参加しています。この記事が良かったらポチっと応援してください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月05日 10時49分49秒
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