観てきましたアイアンスカイ。平日なのにほぼ満席!(笑)。
さすがアキ・カウリスマキ監督がいるフィンランドの作品、猛毒です、そして超オタク。宇宙ナチが地球侵略する映画だと思ったらおお間違い、アメリカは大統領選挙にそれを使ってアピール(戦時下の大統領は再選しやすい・・ちょうど戦争やろうと思ってたと某副大統領候補に似た感じの大統領)。宇宙ナチは先遣部隊を送り地球を散策(笑)。大挙して攻めてくる宇宙ナチの空母はシェッペリン型。艦載機はUFO型で見かけは強そう・・・アメリカ軍にバンバンやられちゃってなんかかわいそう。
結局地球連合軍(実は各国宇宙戦闘艦内緒で持っている)の猛攻で全滅して勝利。そしてアメリカのおかげで勝ったのだから、月はうちのものだとぬかしてしまう(旗も立ってる)。で、世界は大混乱、エンドロール中に核ミサイルが飛びまくり地球は赤くなって「おしまい」。宇宙ナチのコンピューターが巨大で遅れてて、スマホ見て超驚く科学者には爆笑。北朝鮮と韓国を間違えるアメリカ大統領、黒人を白人化するナチ、月ナチ基地に核ミサイル撃っちゃう(子供も沢山いるのに)アメリカ宇宙船の名は「ジョージ・ウォーカー・ブッシュ号(キツ!)」。
ヒロインがめちゃくちゃきれいでキュートで強いのがいいです。過去のキューブリック作品(博士の異常な愛情~)やチャップリンの独裁者などオマージュ、リスペクトもりだくさん、違いがわかるあなたに是非。
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最終更新日
2012.10.01 20:06:22
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