「とある魔術の禁書目録＜インデックス＞（１０）」　鎌池和馬

2006/05/23

「とある魔術の禁書目録＜インデックス＞（１０）」　鎌池和馬

カテゴリ：ライトな本

今回の名台詞

「ニコチンとタールがない世界の名前は地獄と言う。そして僕のような善良で敬虔な子羊は、地獄に落ちるような事があってはならないんだ」

学園都市そして、「大覇星祭」の最大のピンチを救うため、上条当麻、ステイル、土御門の３人は"追跡封じ"のオリアナを追う。彼女の使う魔術と体術の前に、上条の右腕も通じない。
そんな強敵を前に、学園都市を救う事ができるのか？待望の後編。

相変わらず熱い厚い！？

魔術師編なので、とにかく厚い。
謎の霊装の真なる使用方法の推理および、追跡パートにページが費やされすぎて、分厚くなりすぎ！？

８巻も追跡戦だったけど、こんなにページ数がかさ張る事は無かったんだけどなぁ？
やっぱ、魔術師編になった事が影響しすぎてるのか？

と言うか、「刺突杭剣」のせいで参加できなかった、神裂火織と、謎の霊装についてもっとも情報の詳しいインデックスの放置と言う２つの無駄がなければ、もっと早く解決していたと言う事実を考えると効率の悪い作品だなぁ。

紙資源無駄遣いで、

間接的に地球に優しくない！？

そして、相変わらずの上条節も、熱過ぎ！？
ラブコメして、バトルして、病院送りにされるのと、同じワンパターンで、印籠を見せるのと基本的に同じようなテンプレートが如しではあるが、なんだかんだ言っても、コレが無いと始まらないんだよな。

もう、上条熱すぎで地球温暖化？

間接的に地球に優しくない！？

当面の敵

ローマ正教ＶＳ学園都市と言う攻防に徐々に巻き込まれつつあると言うか、学園都市代表は既に押し付けられてるっぽい不幸感。アレイスターの目的が、"幻想殺し"の成長なのだろうというのは、暗黙の了解なんだろうけど、どうもやってる事がテンプレートなので、成長しているような感じがしないのよねぇ・・・。

つまり、ジェットストリームアタック！？

魔術および、体術に秀でたオリアナ戦。
魔術は打消せても、その衝撃で放たれた石とかを無効化できず、体術においては、喧嘩レベルでしかない"幻想殺し"最大の弱点をついた、一流の魔術師相手に大苦戦。

考えてみれば、ステイルみたいに魔術には長けているが、もやしっ子だったり、一方通行の様に最強なので格闘戦の必要がなくて、雑魚だったりと言うのを相手にしていたので勝てていたに過ぎず、事実、神裂火織とか、土御門相手の戦いになると、一方的にボコボコにされる、始末ですからね。

そんな難敵を相手にいかに勝利を収めるかが、今回の課題。

つまり、ジェットストリームアタックだ！？

ステイルと小萌先生

ある意味、上条菌の影響と言うか、副作用によるラブコメがステイルにも適用されるのか！？
それって、おこぼれ頂戴？

しかしその相手が、小萌先生と言うのは、明らかに嫌がらせ？
まあ、小萌先生もヘビースモーカーだから相性はばっちりか・・・。

ステイルの趣味が、インデックスとか、小萌先生と言うのはやはり、○○属性？
しかも、先生だという事に気づいていない。

この後、どこに進むんだろ？