ワインの体系的整理法今日はとしのすけ流ワインの体系的整理法についてワインの素性に関して蘊蓄を傾けるとき、様々な体系を使います。 まず、原産国。 フランスが超有名、次いでイタリアかスペインでしょうか?新世界と言われるアメリカ、チリ、アルゼンチンも素晴らしいです。オーストラリアも忘れてはならない・・・ そして、ブドウの品種。 カベルネソーヴィニョン、メルロ、カベルネフラン、シラー、マルベック、グルナッシュ、カリニャン・・・ しかし、意外に議論されないのが、日照と寒暖差ではないでしょうか? ワインとて所詮は農産物、気候が出来を決定的に左右します。 従って、ワインを体系化する際の端的な気候パラメータは、日照と寒暖差だと思うのです。 まず、日照の多い少ないは、濃さ(エキス分&アルコール度)に影響します。 アルコール度が高くて、しかも甘いワインは、極端に日照の多い地域のものでしょう。(酵母が食べきれない程の糖分があった証拠) そして寒暖差は濃さと多様性を生みます。 植物は、暖かいと基礎代謝が上がり寒いと下がります。従って、寒暖差が大きいと、昼間はしっかり光合成して糖分を作り、夜は寒いのでそれを使わない・・・ それが毎日繰り返されると、どんどん糖分が貯まっていく・・・というわけで濃いワインが出来ます。 また、植物が生成する物質は、暖かいときと寒いときとでは違いますので、寒暖差があると多用な物質が混在することになり、複雑な風味が出やすくなるという訳です。 そこで結論。 ・フルボディーで複雑な味:日照が多い(and/or)寒暖の差が大きい地域のワイン ・フルボディーで単調な味:日照が多い(and/or)寒暖の差が小さい地域のワイン ・ライトボディーで複雑な味:日照が少ない(and/or)寒暖の差が大きい地域のワイン ・ライトボディーで単調な味:日照が少ない(and/or)寒暖の差が小さい地域のワイン という訳です。 そして、上記のような気候のブドウ産地は結構限定されます。 当然、そこで生育するブドウの種類もかなり限定されます。 結局のところ、原産国、ブドウ品種も、日照と寒暖差によって規定されているのですね。 にほんブログ村 ←にほんブログ村に登録しました。応援よろしくお願いします。 □■□としのすけのワインハウスのショッピング□■□ □■□としのすけのお買い物□■□ ★楽天のお勧め特集バナーです。賢くお得に生活しましょう! ↑ワインのことなら、ここで何でも片付きます。 ↑ビンテージワイン、生まれ年のワインはここから探すと楽ですよ。 ↑同じ中味なのに「訳あり」品なら驚くほどの激安価格で入手できることも。 ↑通販は、送料無料が基本ですね。 ↑皆さんは良いもの・安いものをよくご存知ですね。勉強になります。(^^;) ↑楽天のお得・お勧め特集です。 ★としのすけのワインハウスのメインコンテンツです。宜しければ覗いてやってくださいませ。<(_ _)> 【ワインの理解】 ワインの体系的整理法 フランスワインの分類 メドックの格付け シャトー・ラトゥールの薀蓄(ウンチク) ブルジョア級の格付け(2003年) クリュ・アルチザン 【ワインの選び方】 フルボディー赤ワインの選び方 生まれ年のワインを探す 生まれ年のワインを探す&出来事も少し メドックの格付けワインを探す 【ワインの楽しみ方】 デイリーワインを高級ワインに変える裏技 デイリーワインを高級ワインに変える裏技 デイリーワインをシャンペンに変える裏技 ブラインドテイスティングのヒント 赤ワインの飲み頃の目安 ワインの保管方法・保存方法 ワインの保管方法 飲み残したワインの保存方法 としのすけ御用達のワイングッズ バキュバン スクリュープル バカラ オノロジー ボルドー ショット・ツヴィーゼル社のDIVA ボルドー 【ワインの科学】 「香りが閉じる」ということ 白ワインの方が長持ちする? ワインを科学する ポリフェノールは体に良いのか? ワインはダイエットに良いか?カロリーは? ワインは悪酔いしやすいか? 錫(ピューター)製ワイングラスの威力!? |