ガイガーカウンターの選び方のポイントガイガーカウンターの選び方のポイント今日、としのすけのTWITTERに、DP802i(としのすけが使用中の中国製ガイガーカウンター)の精度に関する問い合わせが来ました。 日本用にさらに改良。正面にバージョン4のロゴ入り!日本正規代理店品・日本国内用プラスチックギャランティーカード・メーカーストラップ・メーカーネックストラップ付日本初入荷!即納!【DP802i・日本専用モデル・バージョン4】専用ギャランティーカード・メーカーストラップ付き(テレビで話題の放射線測定器)ガイガーカウンター 「低線量だと誤差が大きいと思います」「安全かどうかの確認には十分な精度だと思います」という旨の回答をしましたが、ご参考までに、としのすけが考えるガイガーカウンターの選び方のポイントを書いておきます。 ★目的は「安全か危険かの判断」ですか? 何のためにガイガーカウンターが欲しいのでしょう? 人体に対する影響を正確に計ることが目的なのであれば、ガイガーカウンターは失格です。 なぜなら、ガイガーカウンターは、ガイガーミューラー計数管(不活性ガスを封入した筒に電極を取り付け高い電圧をかけたもの)に放射線が飛び込んでくると不活性ガスが電離されてパルス電流が流れることを原理に、パルスの数を数えて、何個放射線が飛び込んできたかを計るものであって、放射線の持つエネルギーを計っているのではないからです。 「そこに放射線はあるの?ないの?」(=安全なの?危険なの?)そのことを知るのが目的ならばガイガーカウンターは「あり」ということになります。 ★使う場所は「普通の場所」ですか? 被爆のリスクの高い場所で使うのですか?それとも、単に自分の身の回りが安全かどうかを確認したいのでしょうか? 先に述べたとおり、ガイガーカウンターは、放射線の数を数える機械で、その数はCPM(1分間に何個の放射線が飛び込んでくるか)で計るのですが、通常の環境では、せいぜい10CPM程度、下手をすると1CPMなんていう時もあります。 ※人体に対する影響を「推定」するため、簡易的に毎分のガイガー計数値(CPM)に0.00833をかけて、マイクロシーベルト/時を得ることもあります。 (ex.15CPMは0.125マイクロシーベルト/時) つまり、低線量の環境だと、非常にばらつきが大きくなります。 また、高線量の環境だと、パルス電流が連続的に流れてしまい、パルスの回数を計数できなくなります。 この問題を解決する「クエンチ」という方法も開発されていますが、正確な計測はやはり困難です。 従って、超低線量の場所、超高線量の場所での使用は好ましくありません。 逆に言えば、自分の身の回りが安全かどうかを確認したいような環境での使用には適しています。 ★価格より使いやすさと保証のありなしが重要です ガイガーカウンターは、安い中国製のモノであれば、2~3万円程度からあり、高価なものでは100万円近いものもあります。 この価格差は、主としてガイガーミューラー計数管の大きさや性能による違いと、どの程度の精度を保証しているか(ちゃんと校正・補正してあるか)によると思われます。 正確に計ることが目的ならば、高価なモノ(精度が高く、校正・補正をしっかりしているもの)が必要ですが、「安全なの?危険なの?」ということが判断できれば良いのであれば、価格はあまり重要でなく、ISOなどの国際規格に合格しているかどうか、使いやすいかどうか(持ち歩けるサイズかどうか)、メーカーの保証があるかどうか などを目安にするのが良いと思います。 ★高精度が欲しければ(ガイガーカウンターではなく)シンチレーション式の放射線計測器もありです シンチレータという物質に放射線が当たると、シンチレータが蛍光を発することを原理に、その蛍光を敏感な光電子増倍管で測定する方法で放射線を検出する機会があります。 厳密にはこれはガイガーカウンターではありませんが、同じ目的に使えるものなので、検討する価値があります。 低線量でも精度が高く、センサーもガイガーミューラー計数管より長持ちするようです。 小型化も容易なので、カード型や腕時計型もあるようですね。 ちなみに、日本製の放射能測定器 Radi(HORIBA製)は、検出器に固体シンチレータを採用し、0.001~9.999μSv/hという高精度な測定が可能です。 放射線測定器 HORIBA PA-1000 Radi(ラディ)環境放射線モニタ 放射能測定器【数量限定】8月22日入荷予定!【送料無料】【堀場製作所】HORIBA 環境放射線モニタ PA-1000 Radi(ラディ) 8月22日入荷予定!【予約注文品】数に限りがございますので売り切れの際はご了承下さい。数量及び入荷状況など、お気軽にお問い合わせ下さい。【ご注文後のキャンセルはできません】【smtb-TK】 <特長> ● 日本製(堀場製作所)の放射能測定器、信頼性&高品質&高性能と3拍子揃った測定器です。 ● 専門的な知識が無くても、ボタン1つで、0.001μSv/h~という精度の高い測定が可能。 ● オートパワーオフ機能搭載(3時間で自動的に電源OFF) ● 175gと軽量モデル、68x28x121mm 携帯も可能 ● 見やすいデジタル表示とボタン2つの簡単操作で、あらゆる年代の方が利用出来ます。 ● バッテリーは単3電池2本、連続50時間の稼動(今なら10本の電池を無料でセット) ● 生活防水IPX4準拠、水滴が付着しても安心して利用出来ます。 ● もちろん日本製なので、日本語マニュアル付属。 ● 検出器に固体シンチレータ(CsI(TI))を採用し、高性能&超寿命&高い信頼性を実現しています。 <スペック> 検出方式:シンチレーション式 測定放射線:ガンマ線 感度:0.01μSv/hに対して、毎分10カウント以上 誤差:±10%以内 変動係数:0.1以下 エネルギー範囲:150KeV以上、150KeV ~ 1.25MeV 有効測定範囲:0.001 ~ 9.999μSv/h デジタル4桁表示 サンプリング時間:60秒 表示時間:60秒の積算値を10秒毎に表示 サイズ/重量:68x28x121 / 175g 付属品:説明書、単3電池2本、ストラップ 保証期間:メーカー保証1年 |