J3にいたのかこの選手2020(後編)
こんばんわ。前回に引き続き、「J1での実績があるが、実は今J3で活躍中」の選手10人+αを紹介していきます。「J1で実績がある = J1通算80試合以上出場」、「今J3で活躍中 = 今シーズン15試合以上出場」を一応の選考基準にしています。文章を書きながら、大ベテランの健在ぶりに頭が下がる思いで一杯であります...では、後半5人(+α 1人)を紹介していきます。⑥ 駒野 友一 選手(DF、39歳、FC今治) 今季成績 18試合(先発12試合) 1得点 J1通算 374試合 19得点代表キャップ78試合を誇る、日本歴代有数のSB。広島ユース出身で、森崎兄弟と同級生ですね。豊富な運動量と抜群のクロス精度を武器に広島、磐田で大活躍。SBながら2011年にはアシスト王に輝くなど、チャンスを量産した。昨シーズンは当時JFLの今治に移籍し、見事J3昇格に貢献。39歳となる今シーズンもSBのレギュラー格として存在感を示しています。⑦ 前田 遼一 選手(FW、39歳、FC岐阜) 今季成績 18試合(先発11試合) 0得点 J1通算 429試合 154得点J1歴代5位(先日興梠選手に抜かれてしまいました...)の154得点を誇る稀代のゴールゲッター。長く磐田で活躍し、2009、2010年と2年連続得点王にも輝きました。点を取るだけでなく、ポストプレーも上手くこなす万能型ストライカーでしたね。代表でも通算10ゴールを奪っています。今の時代なら、海外移籍してたのではないでしょうか?今季は18試合に出場もここまで無得点。ここからの巻き返しに期待です。⑧ 青山 直晃 選手(DF、34歳、鹿児島ユナイテッドFC) 今季成績 17試合(先発14試合) 0得点 J1通算 197試合 9得点J1では主に清水、甲府でレギュラーを張ったCB。2005~2014年の10年間もJ1でプレーしましたが、2015年突如タイ・ムアントンに移籍。2018年までの4年間で101試合4得点と、流石の活躍を見せました。昨季、J1G大阪に移籍もリーグ戦出場なし。戦場をJ3に移した今季、鹿児島でCBのレギュラー格としてプレーしています。ちなみにU-22代表で11試合出場経験ありです。⑨ 森島 康仁 選手(FW、33歳、藤枝MYFC) 今季成績 17試合(先発13試合) 3得点 J1通算 83試合 13得点2013年、大分でレギュラーとして30試合7得点を記録した"デカモリシ"。この年の活躍を受けて、翌年フロンターレに移籍しましたが、結局J1でレギュラーだったのは2013年のみに留まり、2017年には地域リーグに。しかし、2017年はテゲバジャーロ宮崎(当時九州サッカーリーグ)で17戦19得点、2018年は栃木ウーヴァ(当時関東1部)で18戦17得点と別格の活躍を見せ、2019年J3に個人昇格。藤枝で16得点の大活躍でした。今季はここまで3得点と苦戦気味、巻き返せるか?⑩ 橋本 英郎 選手(MF、41歳、FC今治) 今季成績 17試合(先発12試合) 0得点 J1通算 339試合 19得点長年G大阪で活躍を見せた大ベテランMF。2010年には6試合連続ゴールを含む、キャリアハイの8得点を記録しました。日本代表としても15試合出場。ボランチ、サイドハーフ、時にはサイドバックと、マルチロールぶりが光る選手です。2015年以降は、J2・J3に戦いの場を移し、昨年はJFL今治でプレー。見事J3昇格に貢献しました。今季もここまでレギュラー格としてJ昇格一年目のチームを支えています。※西野 貴治 選手(DF、27歳、カマタマーレ讃岐) 今季成績 18試合(先発13試合) 2得点 J1通算 18試合 1得点J1での実績は少ないですが、アンダー代表での活躍が記憶にあり、J3で見つけてびっくりしたのがこの西野選手。J1での実績は乏しいものの、2013年、当時J2のG大阪で若干20歳ながらCBレギュラーを獲得。見事J1昇格に貢献しました。その後は怪我にも悩まされ、出場機会が激減。昨季より心機一転、J3 讃岐に移籍もわずかリーグ戦出場2試合に留まりました。しかし、今季はここまで18試合に出場。まだ27歳と若いだけに、これからの巻き返しに期待です。以上、稚拙な文章にも関わらず、最後までお読み頂きありがとうございました。