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先日の15日表千家の茶道の見学及び体験を娘と経験させて頂いた。
この初釜へ出向くまでに、娘の着物をどうするかがそれまでの問題であった。知り合いのの方からは振袖を着ていくのが当然と言われた。でも、本などのによると訪問着・付け下げ・色無地が妥当と書いてある。数日前に思い切って先生に相談するのが一番と思い無礼を承知で連絡した。 先生は、初釜はお茶の世界ではお正月の行事としているので振袖も華やぐからOKとのことだが、本来はお茶道具を引き立てることも大事にすることも頭に入れておくことを付け加えられた。 という訳で、そのときの天候で振袖にするか・付け下げ・訪問着にするかを決めることにした。 当日は天候は晴れて振袖にした。 予定では、朝の6時半に起きて用意をする事になっていたが・・・・・なんと娘がその朝私を起こしたのが7時45分である。 出発が9時なので、頭がパニックになる。 本来自分の着物(アンサンブル)を着るのに30分かかる。 娘の振袖(変わり結びを含め)1時間余りは必要なのだ。 その時は、私の着物を着ている間に娘は自分で頭を自分で結い残り30分余りで振袖の着付けをした。 振袖の場合、長襦袢が飛び出すことが多い為本来はクリップか少し袖の裾を糸で縫いつける予定であったがそこまで気が回らない。 なんとか9時過ぎに完了して家を出るが、私は汗がタラタラ! アンサンブルを作った京都の着物屋さんから、安全ピンで私の着崩れを防止する方法を教えて頂いたおかげで着崩れは起こさなかった。 先生の家について、私は車椅子から廊下を手とお尻で這いながら部屋へ進む。 生徒さんら20数名の方が時間をおいて沢山来られた。 初めてでありながら、娘も私も先生の本格的な茶室へ案内される。 私は、足が不自由なので先生の計らいで裏方から茶室へ移動し娘は他の方と同様外から作法に沿って茶室へ通される。それまでに色々所作があったようだが娘は周りの方に教えて頂き、茶室へ・・・・・・! 茶室は4畳くらいで、本来なら亭主を入れて5~6名が適度のスペースらしいが生徒さんと来客が多いので10名で一組として招かれた。 濃茶という私は始めての体験のお茶を頂いた。最初、茶菓子が出るがそれも色々所作があるらしいが見おう見真似で全て行った。濃茶の場合は、5名一組で回してお茶を頂くようだ。 私の組の中に、先生と同格くらいの方がお茶道具のやり取りがあったが聴いていても良く分からない。 所作も扇子を用意しておいて良かった。全てのところで扇子が必要で、お茶室へ入るのにも、床も間の掛け軸・置物(?)・掛け生け花・釜などに全て扇子を前に置きそそと拝見する。 やっと茶室から出て、広間でくつろいでいると今度は8畳くらいの茶室へ通される。そこでも床の間・釜などに拝見とお礼の所作がある。そこで生徒さんの代表の方が薄茶を点てて頂き、そこでも茶菓子を頂き薄茶を頂く。 濃茶で出された茶菓子は本家での初釜で出されたお菓子と全く同じものを取り揃えたらしく、一個450円もするものらしい!( ° ° ; ) エエッ 私の気になったのは、娘の着付けである。 茶道では、着物でにじり動きが多いし座ったり立ったりする動作が多い。 案の定、着付けが崩れている。 着物の後ろ裾が少し垂れて、畳に摩れている。何度も着崩れを直したが、一端着崩れを起こすと直ることは難しい。 これからは、もっと丁寧な着付けをせねばと思った。 私の障害のような者でも、その先生の生徒さんたちは嫌な顔もされずもてなして頂き、とても感謝した。 娘は、2月より茶道を自分から習うと言ってくれた。 私は、同じ先生より華道(池坊)を習うことにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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